日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクタ―』として活動しているまなみんです(^^)
9月15日に、沖ヨガの師である石井久恵先生を、東京から札幌へお呼びし、勉強会を開催させていただきました。
今日は、その報告です。
まず、初めてこの記事をお読みくださった方のために。。。
私は、15年くらいになるでしょうか。東京神田にある『ファミリーヨガ』という沖ヨガが学べる老舗ヨガスタジオをメインとして、ヨガを学んでいます。ファミリーヨガは今年で40周年を迎えます。
主宰は、石井三郎・久恵先生というご夫婦で、沖ヨガの創始者である沖正弘導師がご存命の頃、静岡県三島市にあった『沖ヨガ道場』にて、夫婦で弟子入りされて沖ヨガを深く学ばれた方であり。
◎東京神田ファミリーヨガHP→★★★
過去にも、2年前の冬に私の活動拠点である『豊富町』へお呼びしたコトがあります。
◎その時の様子 その①→★★★
◎その時の様子 その②→★★★
◎その時の様子 その③→★★★
この時は、石井三郎・久恵先生のおふたりでお越しいただくコトが出来ました。
クラスには、驚くほどにたくさんの方々が受けにきてくださったのです。それはもう、ビックリしたと共に、今思い出しても感謝しかありません。。。
そして今回はと言うと、石井先生ご夫妻が主宰する東京神田の『ファミリーヨガ』オリジナルメソッドである『ほぐし動作』。その中でとても便利なアイテムである『ほぐし棒』を使った勉強会とさせていただきました。
私は、月に一度のペースで『千歳市』へ行かせていただいているものの、札幌ではほぼ活動をした経験がなく。そんな中、どれだけの方が受けに来てくださるかという不安な想いもありつつでした。
それが、ご縁がご縁をつないでくださり、当日を迎えると、20名もの方がお越しくださいました。
ホントに嬉しかったです。
ご参加してくださった皆さま、告知協力いただいた皆さま、そしてサポートをしてくれたおふたり、ありがとうございます!
◎サポートをしてくれたふたりのコトを書いた記事→★★★
午前中は、一般クラスとして90分間。
ファミリーヨガで日々受けられるクラスをそのまま持ってきていただく、というカタチに。
私自身も、日々のクラスでは『ほぐし棒』を必須にしていますが、これ、ホントに難しくなく、短時間で全身をほぐすコトが出来ます。
写真は、棒を使う前に、『肩ほぐし』をしている様子。ほぐし動作は『角度』が大切。そして、適度な刺激が大切。それを探りながら、左右差を確かめながら毎日行っているうちに、自分のカラダの様子がよくよく分かるようになってきます。
続きまして、『お尻ほぐし』です。これまた定番のほぐし動作です。お尻の状態によって、動きやすさは天と地ほどに変化する。『鍛えてなんぼではないのよ』という久恵先生のコトバが印象的でした。
そして、
『ほぐし棒』の登場~
脚から丁寧にほぐしていきながら、ところどころのポイントでは丁寧に説明が入ります。
私もヒトのコト言えませんが(;^_^A、久恵先生はとにかくパワフル!よく喋る~!笑
ここ5年くらいのコトかなと思うけれど、久恵先生がいつも言われるのは、『時間に限りがある、あとどれだけお伝えし残してゆけるか分からないけれど、常に今でなきゃと思うのよ』、と。
私からしたら、先生の60代の今は、初めてお会いした20年近く前よりもよっぽどパワフルで、80歳を過ぎても現役でバリバリと活動されているイメージが明確に湧くのですが笑
久恵先生も、ご主人である三郎先生も、沖ヨガの素晴らしさを後世に残してゆきたいという想いが強くあるのではないか、と感じるのです。
その想いからか、以前はなかなかお願いしても遠出はしていただけなかったのが、ここ数年は、『声をかけていただくならとにかく行きます』と、今回もこうして地震後の不安定な中を、札幌までお越しいただくコトが叶いました。
そしてこれは、
氣を確かめています。足先の向きひとつで、腹に氣がこもるチカラが変化する。それを実際、カラダで確かめてゆく。
これ、沖ヨガのものすごく素晴らしい特徴だと思うのですが、とにかく『教えが具体的』なのです。抽象的なコトはなく、難しい哲学書もない。
答えはいつも自分の内側にあり、命こそが神なのだから、迷い困ったら自分の内側を観たら良い。というのが何よりも大きな沖ヨガの教え。それを、『生命即神』と言います。せいめいそくしん。命はすなわち、神である。と。
度の流派でも出てくる定番のポーズ。『猫のポーズ』です。ファミリーヨガでは、こうしてポーズをとる前にほぐし動作をいれてゆくので、ポーズがグングンと深まります。
丹田に氣をこめる。背骨を通してバランスをとってゆく。
さらに進めるヒトには、どんどんと。
いつも観ていて惚れ惚れするのが、久恵先生の動き。
先生は、手足が長い訳でもなく、背も小さいです。しかしまさに『丹田力!』というのが、久恵先生。動きが驚くほどしなやかで、日本人としてのしなやかさを感じ、奥ゆかしさを感じ、細やかな部分へも意識を配った美しさがあるのです。
『ヨガのポーズは力技じゃないですよ』と、動きがそう教えてくれます。
私も先生と同じく、手足が短い。典型的な胴長短足です。(先生ごめんなさい!これ、褒めコトバですから!!)
昔は、容姿のステキなヨガの先生を観て気後れする気持ちがあったけれど、今では、それが自分なんだと愛しく思えるようになりました。そしていつか、久恵先生のように、日本で生まれたヨガだからこその良さ、美しさを、心身で表現してゆけるようなインストラクターになりたい、と。
大きな大きな励みになっているのです。
はい。ちょっと箸休め。石井三郎先生語録です。ファミリーヨガ40周年に作ったという『日めくりカレンダー』をいただきました^^
そして、
ランチタイム~!
お弁当は、会場のすぐ向かいにある『イトーヨーカドー』さんに注文するコトに。取りに行くと、中サイズほどの段ボールに2箱!ひとりで2箱は持てないので、店内カートをお借りして、ガラガラとひきながら横断歩道を渡り、道の向かいの会場まで行きまして笑
初めて会った方々も、こうしてヨガと言う共通の興味によってつながり、ハナシが弾みます。
久恵先生にも混じっていただきました。出会いって素晴らしい!!
左の女性は、なんと私と同じ地域、きた北海道から遥々参加してくださったのです。北海道はデッカイドウで移動も大変だけれど、北海道のヒトたちって、車をピューンと飛ばして平気で5,6時間移動しちゃったりします。最初はビックリしたけれど、今ではすっかり私もそのうちのひとりに笑
そして、後半です。
後半は、ほぐし棒の応用編として、『なぜ?』に迫ります。120分、じっくり学び深めるじかん。
やり方を知る、使い方を覚える。というのがまずですが、『なぜそうなのか?』という部分に触れるコトが出来ると、なお一層学びは深まってゆきます。
こちらもまた、氣を確かめる。
角度を深めるコトだけが前屈の価値ではなく、『いかに丹田に氣をこめれるように動くか』というのが、沖ヨガのベースです。
そして、午前に行ったほぐし棒を復習しながら、『関連部位』を確認してゆきます。
関連部位も、これまた沖ヨガの学びの特色なのだろうと思いますが、腰が悪い場合は首にも異常がある、手首にもある。カラダはつながって動き成り立っているので、深く関連性がある場所を覚えておくと、いざ痛みが出来た際など、痛い部分に触れるコトなく修正法などを行うコトができるので、とても便利^^
忘れがちだけれどすごく大切なのが、足裏ほぐし!
そして、
ほぐした後には、じっくりポーズを深めてゆきます。
たくさん反るとか見栄えを良くするではなく、効かせるように動けるように。
アイアンガーヨガをベースにヨガを深めている、くろちゃん。札幌を拠点に活動しています。彼女の動きはとてもしなやか^^
クラスの最後には、
解消し切れなかった違和感についての質問。それに対して、具体的な方法を。
聴いたらすぐに試してみる。変化を確認する。これ、沖ヨガの鉄則です。
あっという間の120分でした!!
おたのしみさまでした\(^o^)/
素晴らしい出会いに感謝します。
また第2回も、企画させていただきたいと思っています。たくさんの皆さまに沖ヨガに触れる機会を持っていただけたら嬉しい。
日々の地道な種まきを大切にしながら、芽が出ますように、それが大きな花となり咲き誇ってくれますようにと、励みたいです。
ありがとうございます。
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