日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
先日、故郷の愛知県にて受講した『沖ヨガ指導者養成講座』にて、師である石井先生から聴いたお話。
◎沖ヨガ指導者養成講座→★★★
沖ヨガの創始者である沖正弘導師が、『ビジネスのコツは近江商人の考え方に学べば良い』とよく言われていた、とのコトです。
◎沖ヨガとは?→★★★
『三方よし』という有名な教えは知っているモノの、近江商人について、もう少し詳しく知りたいなと思い。
しか〜し、なかなかにゆっくり本を読むじかんがない!読みたい本がもう、何冊溜まっているコトか(^_^;)
『読んでから買いなさい!』と言われそうだけども、『気になるコトがあるとまず本を買う』というのが、ここ北海道に来てからもなかなか抜けず、ついついポチッと買ってしまうのであります(・・;)
本屋さんに行かなくなった分だけ、(近所にないから行かなくなった 分だけ、ですね)結果的には買う冊数は減りました〜
そこで選んだのはこちら、
ネットで買うには『表紙』しか分からないけれど、『子どものための』と書いてある、そして『図録』とあるから、きっと字が少ない!笑
即決でした(°▽°)
そして、まず読んだのはこのページ。
そうか。
『売り手によし 買い手によし 世間によし 三方よし』というコトバは、近江商人研究者が、すべてのヒトを大切にする商業の考え方を分かりやすく伝えるために表現したコトバなのでした。
ほうほう。
そして、
近江商人は、行商が大成し交流範囲が広がり、上流階級との付き合いが生まれると、画家などを積極的に支援するようにもなったのだそうで。
それは、日々のお付き合いの中で『高い教養を求められるから』というのもあるし、教養と美意識は、『質の高い商人文化を育てる』コトにつながる。
自分に出来たゆとりで、文化芸術を育てる。それが、『商人文化』を育てるコトになってゆく。
現代では想像つかない『士農工商』。
ヒトに階級があった時代。
武士や公家などの上流階級と接点を持ってゆくために必要な知識経験を、自らの得としてだけ増やすのでなく、商人文化自体の底上げとして考えてゆくトコロが、素晴らしいです。
ほうほう。
近江は、今の『滋賀県』です。
滋賀県と言われてもイマイチピンときませんのですが(・・;)、こんなウリがあったのですね。
景気に左右されず目先の利益を追わず、日頃から災害や思いがけない事故に備える心がけがあり、そして三宝よしの精神にて社会貢献してゆく。
創業100年以上続くと、『老舗』と言われるのだそうです。
200年以上の老舗が、日本には3000社もあるのだそうですよ。世界から見ても、日本はとても多いのだそうです。
ほうほう。
商売をするにも何だってそうだけれど、健康であってこそ。
それを感覚的に分かってこのようにされていたのではないかもしれないけれど、普段は質素な食生活、晴れの日には贅沢を。は、現代にぜひ取り戻したい文化だなあと思います。
ほうほう。
北海道にもつながりがありました〜
北海道の水産業が発展する元となっていたなんて。
ほうほう。
やっぱり、結局はここだと思う。
感謝。
何か特定の信仰を持つというコトではなく、『拠り所が在る』というコト。『おかげさま』という大きな存在にココロを向けてゆくコト。
自分中心に物事を考えるのではなく、周囲のヒトたちのためになるように勤めるコトが大切。
ホントにその通りです。
すれば結局は、周囲のヒトたちに助けられる自分にもなる訳で。
持ちつ持たれつ。
現代的に言えば、『win-win』というのだろうと思いますが、沖ヨガの大切な教えである『自他共に生かし合う』は、ここから来た教えでもあるのだろうと思いました。
そして、様々な分野、様々な手法があれど、上手く行っているコト・モノや長く続いているコト・モノは結局、ここなんだろうとも思うのです。
近江商人が活躍すればするほど、社会が豊かになってゆく。
三方よし。
なんて素晴らしい!
新たな取り組みは素晴らしいしワクワクするけど、結局、歴史は繰り返されるている訳です。
近年は、インターネットやSNSの普及で今までにない事態になっているかと思いきや、結局ヒトとヒトは、『気持ち良い関係づくりでこそ広がってゆく』と言うのは、きっと変わらない。
『インターネットの世界の中に何でもあるんじゃないからね!』
それは、インターネットがない時代も知っている私たちが、インターネットの世界が主体となった今に生まれて生きる子どもたちに伝えたい。伝える必要があるコトだとも思う。
いざとなったら馳せ参じて、目を見て真っ直ぐに想いを届けたい。
目はココロの窓です。
これは、どれだけ年月が過ぎても変わらないコト。変わらないコトであって欲しいです。
困ったら、歴史に尋ねたらいい。
なぜなら、歴史は繰り返されているのだから。
ありがとうございます。
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