日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(^^)
今日は、先日担当させていただいた、プライベートレッスンでのひとコマを書きます。
あ、その前に。今年度からおひとりだけですが、プライベートレッスンを持たせていただいてます。
◎こちら→★★★
社会で働くって、大変ですね。
忙しいのも大変だけれど、やっぱり多分、何より大変で難しいのは、人間関係。
私は常々、ヨガインストラクターとして活動してゆく中で思っているのは、とにかく私自身がスッキリと、身軽で在れるコト。
自分自身が心地よい状態を保っていられると、いろいろが自然に上手く循環するので、結果、私のまわりも上手く循環しやすくなるのです。
社会で働く皆さんが、様々な『滞り』を持って、私の元へお越しくださる。私は、それを受け止めたり寄り添ったり出来る『ゆとり』を持っていられるように。
みんなして渦に飲まれてても仕方がないので、私はそれらに飲み込まれず、ドンと構えていられたら。それでこそ、ふと息抜きが出来るような場作りが出来るだろうと思うのです。
クラス形態について、どう選んでゆくと良いのか?
1対1でクラスをさせていただくと、前半はとくになのですが、ハナシが弾みます。まずは、腹に溜まっているコトや頭にモヤモヤあるコトを吐き出す。気持ちよく動いていると、なお一層、それが起こりやすくなります。
そのうちに心身が調整されてゆくと、自然と言葉数が少なくなってきます。それは多分、そろそろ静かにしようなどという、意図的なモノではなく、自然とそうなってゆく。
そしてそのうち、そのヒト本来の姿を探し出す。自分の真ん中を見つけようとする。
それに対して、特に私は何もしていないのです。
ただ、適度にかつバランスよく心身を調整する方法をお伝えしながら、一緒になって心地よく動いているだけで。いつもそうなのですが、そのヒトにとって必要なコトが起こるだけで。
これは、グループレッスンでも全く同じコトです。
ただ、パーソナルであれば焦点が定まりやすい分、ピンポイントで目指せるモノがあり、その分、結果が早く出るように感じます。
しかし、グループで生み出せる何とも言えない大きなエネルギーの輪や波は生まれない訳で。
明確な目的があったり、そもそもヒトと一緒に動くのは向いていないという方は、断然パーソナルのほうが良い。自分に合う先生さえ見つかれば、なお結果は出やすいだろうし。そして、一期一会、グループにて生まれるモノを楽しみたいのなら、グループレッスンへ。そして、その両方を選択して上手く組み合わせても良いのでは、とも思います。
私自身、日本のてっぺん・きた北海道で活動する数少ない運動インストラクターであるコトから、なるべくバランスよく、コンテンツをご提供してゆけたら、とは思ってはいるです。が、なかなか上手く時間を創り出せないのが現状であり。今は、グループレッスンをメインにして、活動しています。
ハナシをプライベートレッスンに戻しまして。
60分と言うあっと言う間の時間でも、ヒトは充分に変化します。
ひとりのヒトがいろいろを抱え込み、上手く促せずに滞りがいくつか起こっている。
それを、意図的にこうするああするとしている訳ではなくとも、自分の内側に意識を向け、じっくり呼吸を深めてゆき、丁寧に命を扱ってゆくと、今までになかった流れが起こり始めるのです。
60分経った頃。
クラスの最後にこう言われました。
『あ、私大丈夫だね。まだまだ行ける。うん、今それが分かった。』
と。
私は、具体的に何を抱えていらっしゃるのかは分かりません。
ただ、疲れている様子、気持ちよく動いて心身をスッキリとさせたらよいと思われる状態は、よくよく見てとれたのだけれど、それが少しずつ溶けるように変化を起こし、巡りが起こり、スッキリと流れて行く様子が、この日、ホントによく分かったのです。
そこで改めて、私も分かったコト。
『部分はそれほど重要ではない。そこにとらわれず、大きく命を観てゆけば良し』
というコト。
命の役割を邪魔しない。
命は本来、この命を生かそうとだけ働いているのだから、本人が生かしたいと思えば、命は生かすようにと働きやすい訳です。
でも、筋疲労やメンタルの重さなどがおもりのようになり、その働きを阻害する。過度なストレスなどは、大きく命の働きを阻害するモノだと思われます。
それなら、外からほんの少し『呼び水』をするようなチカラを向ければ、結局は、自分自身の命がちゃんと自分を歩いてゆけるように働いてくれるのではないか。
例えば私が、限られた短い時間で仕事のハナシをあれこれ聴いたトコロで、そのしがらみも、大変なポイントも、よく分からんのです。そりゃそうです。専門性が高い仕事であればあるほど、その仕事内容自体が分からなかったり。
対人関係のストレスだったとしても、サラッとだけハナシを聴かせてもらった私が、明確な解決策をハイ!っと見出せるとは、考えにくい。
そんなコト以前に、命はすでに、どうしたいのかを分かっている。
そう、きっと分かってるのですよ。ただ、まわりの景色に靄がかかって、それが見えにくくなっているだけで。
そこでこそ、『調身・調息・調心』です。
身を正し呼吸を整えると、ココロも安定してくる。そうすると、自然と靄は晴れてくる。
すると、自ずと見えてくる。
どうしたいのか、どこへ向かいたいのか。
今日の結論。
今自分の生活の中で、そういうリセットの時間が持てているのかどうか?
これだけです。
リセットの仕方はヒトそれぞれ。いろんな選択肢の中にひとつ、『ヨガを学んでみる』というのもあります。その他にも、ドライブでも良いし、好きな映画を観て、全然違う空間に身を置くのもよし。
ただ、やっぱり結局は自分なので、『自分の内側へ還る』という時間が、とても大切なのではないかと思います。
だから『瞑想』を、となる。
だから、ヨガがこれだけ『文化』として、日本を震撼させた大きな騒動を乗り越えて、この国に在り続けるのだろうなあと思うのです。
ぜひぜひ、ヨガの扉を開いてみてください。
多分、きっと、素晴らしい!世界だと思うのですよ。
『カラダが硬いから無理』なんて、そんなコト言わないで~。
むしろ、だからこそやるんです。速い動きではないからこそ、無理なく取り入れやすくもあります。
バランスよくカラダを動かしてゆく末に起こるココロの変化。
ぜひぜひ、体験していただけたら嬉しいです。
ありがとうございます。
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