日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
もう先月になりますが、長年通わせていただいている沖ヨガの学び舎、東京神田『ファミリーヨガ』へ行かせていただいた時の様子です。
この日は、台湾からいらっしゃった黄先生(こうせんせい)が、急遽、ファミリーヨガでスペシャルクラスをしてくださると聴き、それはぜひ出たい!と、別の勉強会が終わってからダッシュで神田に向かいました。

こちら、黄先生。
とにかくエネルギッシュで、近くにいると熱い!と感じるほど。なんて言うのか、底力が半端ないのです。
同じ沖ヨガを長年探求している訳ですが、日本の沖ヨガと台湾の沖ヨガは雰囲気が違う、というのが私の感覚で。
それはなぜだろうと、師である石井三郎・久恵先生にお尋ねすると、
『練習量だろうね』と。
台湾は暑い国であるから、カラダは陰性気味で心身が柔らかい方が多いのです。
菜食なら、なおさら。
がしかし、台湾の方々は、陰性体質特有の『静か目な雰囲気』はまるでない。
それは、日々の練習によるエネルギーが半端ないのだ、と。
ものすごーく納得しました。
私は20代の頃に一度、石井先生と共に台湾へ行かせていただいたコトがあり。
そこで見た風景は、とにかくいつも練習している!というコト。
朝3時から公園に集まり、日の出までじっくり練習し、瞑想し、日の出とともにクラスが始まり、またガッツリ動く。
と思えば、また夕方にも夜にもと、練習をして。
この湧き上がるバイタリティはどこからくるの?と思った訳です笑
『アナタはヨガを学んでますか?』と台湾の方に聞かれ、
『はい、週に3回クラスに通ってます』と答えたら、
『それはヨガではない、ヨガは毎日するモノだからね』と言われました。
はい、、、(^_^;)
とにかく、朝の公園があんなにたくさんの市民で溢れ、太極拳やら気功やらヨガやら、所狭しと。
こんな風景を日本で見たコトないわ!と、朝の公園の風景が、ものすごーくココロに残ったのです。
クラスもまた、エネルギッシュでありました〜

普段やらないようなアプローチばかりで、とても新鮮!

沖ヨガって、常に壁を破ってゆくようなヨガだと思うのです。
それは、何よりの教えが『命に聞け』だから。
そして、動きの中では『丹田強化』をとても重視するので、重心を下げる・脇をしめる、顎を引く。と、武道と同じようなアプローチが多々あります。
それは、沖ヨガの創始者である沖正弘先生が、日本伝統の武道や茶道や華道の要素を上手く取り入れたられたから。
沖ヨガは、『日本の風土が持つチカラ』が上手く混ざり合って生まれたヨガなのです。

それが、台湾のエネルギーが混じってくると、これまたこんな力強くもなる!
まーホントに、面白いんです!!!(かなりテンション高め笑)

ねじりもダイナミック!

黄先生のアジャストの力強さにビックリしたり!

でも、『強いチカラ』ではないんですよ。
腹に氣のこもったヒトって、圧力があるし、動きに奥行きがある。
丹田からは、計測不能なチカラが生まれるように思ってます。

久恵先生が、黄先生に教えていただいた連続アーサナをやってくださってます。

黄先生はそれをじっくり眺めて、

的確にサポートし、より深まるアプローチを教えてくださる。





そばで観ていて、それはもう圧巻!!


久恵先生は、またの名を『ザ!丹田』と言ってもいいほどに、腹を中心にとても美しく動かれます。
私はただただ、それに見惚れている訳です笑
そこに、黄先生がさらにダイナミックな要素を足していかれる様子が、ホントにホントに美しかった!






ヨガって、HOWTOじゃない。
もちろん、まずはテキストを観てはカタチを真似て、動きを真似てゆく訳ですが、ある程度の型が身につけば、あとは自己探求でしかなくて。
自己の内側とじっくり向き合い、つながりを感じ、その連動を感じて、一体化してゆくそのプロセスを感じ味わえるコトに醍醐味があるのだ、と。
フィジカルなボディとメンタルなボディと、もちろん両側です。
それがまた日常生活では、ヒトとのつながりやバランスの維持に生かされてゆく。
ポーズがとれてなんぼではないのは、その全てのつながりに気付いてこそだから、だと思うのです。
そして台湾の師のように、日々の血が滲むような練習の末に生まれたチカラは紛れもないモノで、その積み重ねは決して裏切らないだろうし、生きてゆく底力となるだろうし。
でも、何時間練習したから、ではない。
その中身が肝心で、その質を上げてゆくために、何年経っても何十年経っても、学べる場が大切。
自分にとって何よりの師は自分自身だけれど、やっぱり私は、石井三郎・久恵先生にこれからもずっと学び続けてゆけたらと思うし、前を見れば師の背中が見えるというコトは、ホントに幸せなコトだと思うのです。
ヒトとは、そもそも不安定な存在だと思う。
いくら天性の素質があろうが、魂が遠い昔からヨガを学んでいたとしても、やはり、今生で誰にどう学ぶか?と言うのは、大切だと感じてます。
インストラクター養成講座を受けたら先生やってもいいよ、ではなくて、いつまでも、お伝えする責任を持ち続けてゆく。
私は、『沖ヨガ』をお伝えしていると名乗っている以上、沖ヨガを沖正弘導師から学んだ石井先生をはじめ、諸先輩方から学ばせていただける場を、ひとつでも多く経験させていただけたらと思っています。
ヒトに教えるとは、そんな気軽なコトではないと思うし、そこにはいつもこだわっていたいし、謙虚であれたら、と。
またいつか、台湾にも行きたいな〜(^○^)
◎東京神田ファミリーヨガ→★
沖ヨガって?と思われた方はぜーひ、行ってみてくださいね^ ^
ありがとうございます。
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