日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(^^)
先日の大笑いな出来事。
今は、帰省中。故郷である愛知県瀬戸市にいます。
今回の帰省は、運動クラスの担当はないものの、秋冬に向けての打ち合わせや、久々のヨガ仲間との再会やで、あれこれ楽しく過ごしている中。
衝撃的な写真が出てきました!!
ジャーーーン!!

私の若かりし頃の写真っ!!!!!
独身時代。20代前半かな。
茶髪っ!笑笑
独身時代は、実家暮らし。その頃私が使っていたお部屋を、今では娘が使っています。
結婚する時にいろいろ整理したはしたけれど、残っていたのだなあ、と。
この写真たち、11歳娘が見つけて、『ばあば、これは誰?』と持ってきたそうで(笑)

そりゃそうだ。
確かに、これは分からへん(・・;)
誰だかも分からないほどに別人だと、自分でも思った!(笑)

あー、これはまさに白塗りオバケ~(笑)
私はアトピー肌で弱いので、化粧すると痒くなったりもしていたけれど、それでも。
化粧をせず外出するコトは、あの頃の私には出来なかったんだなあ。
昔話 その1。
厚化粧をしてハイヒールを履いて、カツカツと偉そうに歩くコトが、私の『鎧』だったのです。
ヨガを始めたのが、20歳の頃。
その頃の私は、まさに『体調不良の見本』のような状態。
まるで水死体だと思うほどにひどく浮腫み、常にダルくてヤル気も出ない。
体重は今より7,8キロは多く、60キロくらいあった。若さゆえで健康的に太っているのではなく、冷えて循環が悪過ぎて、硬く冷たくなっており。
それでも。
歯を食いしばって楽しそうにしていた、そんな頃。
長年患ってきた、アトピー性皮膚炎。
小学4年生から高校2年生まで。ずっと『ステロイド外用薬』を使い続けてきました。
年数を重ねるうちに、どんどん強い薬になり。
でも、それもだんだんと効かなくなる。
薬を少し手放すと、バケツの水をひっくり返したように大悪化する。もう、逃げ場のない状態。
それは、恐怖でしかなかった。
でも、どうするコトも出来なくなった。
病院に行けば、『とにかく薬を使い続け、騙し騙しでやっていくしかない』と言われるばかり。
私の不安に耳を傾けてくれるドクターには、残念ながら出会えなかった。いろいろ質問をするとイヤな顔をされ、病院不振に陥ってもいた。
あげく、『これ以上来なくてもいい』とも言われた。
もう、信頼できる先生を探す気力が残っておらず。
ただ絶望。。。
何も信じられない状態になった時、困り果てた末に母親が見つけてきたのが、『脱ステ専門のエステサロン』という、さらなる悲劇(;^_^A
チーン。。。
あの頃の私は、何の知識も経験もなかった。ただとにかく、辛かった。
カラダについての仕組みを学ぶゆとりもなかったし、インターネットもない時代。
今思い出すと、そのエステの先生は『よくよくハナシを聴いてくれた』コト。そして、『必ず良くなるから信じて通ってみて』と目をみて言われたコト。
ただそれだけで、あの時は救われた気がしたのです。
今も、支払った金額は聴いたコトはないけれど、多分、ものすごーい大金を使ったのだろうと思われます(・・;)
どっちにしても選択肢はないのだからと、半ば『義務感』で、そのエステに通っていたけれど、これまたある時、母親から言われたのが。
『これ以上お金を払えないからもうやめよう』と。いきなり。
絶望。。。
自分から行けと言って、一方的にやめるように言われた。このコトで、私はどれだけの『恨み』を持ったかと、思い出す。
今思い出しても、人生で本当に相当に苦しかった1,2年でありました。
その数年後。
20歳の頃は、外に出れる日も増えてきた頃だった。
そんな時、不意に誘われたのが、公民館で開催されている『ヨガサークル』であり、その先生が学んでいたヨガが日本伝統のヨガである『沖ヨガ』だったのです。
昔話 その2。
人生初のヨガ。
詳しくは覚えていないけれど、ふたつだけ鮮明に覚えているコトがある。
ひとつ目は、『アナタはおばあちゃんのようだ』と言われたコト。ハタチですが(・・;)
もうひとつは、『ヨガでアトピーが良くなるか?』と質問した私に、『そんなコトはアナタの命しか分からない。自分の命に聴いてみなさい』と言われたコト。
病院に行けば、『治らないから薬を使い続けるしかない』と言われ続けた。
エステのような民間療法の場へ行けば、『必ず治るから通うように』と言われ、莫大な費用がかかった。
もう、その時の私にはまるで分からなかった。
深い深い迷路に迷い込んだ想いが満載で。
それが、治るとも治らないとも言われず、『自分で確かめなさい』と言われたコト。
なぜだか、それがとても私には衝撃的で、初めて『選択肢』をもらったように思ったのです。
そんなコトもあり、しばらくヨガに通ってみるコトにしました。
昔話 その3。
ヨガを学び始めて、2年くらいは経っていただろうか。
ある日のコト。
クラスが終わって帰ろうとした時。
先生にいきなり、
『まなみちゃん、来週は化粧しないでいらっしゃい』と言われた!!
ガーン!!!!!_| ̄|○
その頃の私にとっては、厚化粧やヒールは『鎧』のようなモノで。
まだまだ、弱さを知られたくなかったし、幸せそうなフリをしていたかった。
体調が悪くなれば家に引きこもり、調子が良い時だけ外に出て、ワイワイと騒ぎまくっていた。
簡単には脱げない、強靭な鎧だったのです。
それが、素顔で外出するなんて。
それはまるで、『素っ裸で来なさい』と言われたような想いだった。
そして、どうしたか。
散々、迷った。
迷った。
そりゃあもう、迷った!!!
クラスが始まるギリギリまで迷い、やめようと思い、やっぱり行こうとも思って、それの繰り返し。
がしかし、『この機会を逃したらもうチャンスはないんじゃないか』という気持ちになり、結局、思い切って出かけた!!
その結果。
先生は素顔の私について、何も触れなかった!!!
これ、当時はかなりショックだったのです。
これほど頑張ったのに、勇気を出したのに、と。
あえて何も言わず、少しずつ私が鎧を脱げる時期を『見守ってくれていたのだ』と気付いたのは、何年後のコト。
師とは、偉大な存在です。
『啐啄同時』
そったくどうじ。
これは、後から知った四字熟語。
ああ、まさにこれだったんだっ!!と。
ヨガを学ぶヒトから伝えるヒトにもなった時、今も変わらずに、相当大事に思っているコトです。
ハナシを『今』に戻して。
あれから20数年。
今は、43歳。
ヨガのおかげさまにて、あれほど落ち着いていたアトピー性皮膚炎。それが、妊娠出産で不安定となりました。
それでも。
自分なりに解決策を見つけ、今は、きた北海道にて暮らしている日々。
家族には大迷惑をかけているし、離れて暮らす寂しさもあるけれど、それでも。
自分のチカラを信じ、命を大切にし、命のチカラを与えてくれた素晴らしい教えであるヨガを、日々お伝えさせていただいてます。
こちらは、つい昨日です。
仲良しの、ふじわらゆみこ先生と。
ランチミーティング。

ココロはハタチなどといつも言っているけれど、カラダは43歳!笑
歳相応に、老けてもいるのだろうと思う。けれど、それなりに私は、私らしく在れているんじゃないかな。
自分が自分で良かったとも、心底思っている。
肩肘張らず、厚化粧もヒールもなく、心地よく暮らせるようになった。
(厚化粧もヒールも、オシャレで楽しむ分には鎧ではない〜)
身軽であるって、いいな◎
とらわれず、こだわらず、はからわず。
ああ、なんて楽チンだろう、と。
あ、そうだ!
SNOWというアプリが、厚化粧してくれましたよ笑笑

怖いか(・・;)
ねえさんからは、お土産をいただいたのだけれど、『チコちゃん』という今流行りのキャラクター!

似てますか?笑笑

厚化粧に10センチヒールで鎧を着ていた私ですが、20数年経ち、チコちゃんになりました〜笑
改めて。

いやー、これって誰ですかっ!?笑笑
んでも。
すべて、必要なコトだったんだろうな。
良かったとは言い難いほどに苦しかったけれど、よくぞまあ乗り越えて、ここまで来れたね、と。
自分で自分を認め、褒めてあげても良いと思う!!(^ー^)
気付かぬトコロでも、相当の方々にご迷惑をおかけし、助けてもいただいているだろう。
だからこそ。
与えていただいた命、全うさせていただきたい。
と、心底!
ありがとうございます。
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