日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
今日は、移動日です。
明日の札幌イベントクラスに向けて、日本最北の稚内空港から北海道の空の玄関口『新千歳空港』へ。
この時期の飛行機は、ある意味『運試し』(^_^;)
欠航する可能性が高く、飛ばなかった場合の策を考えながら、ダメ元で空港へ向かいます。
おかげさまにて無事に離陸し、千歳へ到着しました!
飛行機を降りて、『送迎バス』にて到着まで向かう時の出来事。
赤ちゃんが、お母さんの腕の中で大泣きしていました。
お母さんは、『もうすぐ着くよ、大丈夫よ、お腹すいたね』と、何度も何度も赤ちゃんに声をかけて。
ユラユラと揺れるバスの中、荷物はたくさん。
こんな場所での授乳はなかなかに難しいだろうし、『バスが着くまで待っててね』と。
こんな時にはいつも、大声でお母さんに言いたくなるんです。
『いつもホントにありがとう!ホントにホントにおつかれさまです!どうかこの空気感に負けないでっ!』
そして、泣いている赤ちゃんを睨むように見ているヒトを見かけると、思わず『なんで?』と言いたくなる。
誰だってたくさん泣いて、そのたびに手を貸してもらいながら育ってきた。
もちろんTPOが大切だけれど、『そんなに冷たくしなくてもいいのに』と思う場面に出会った時、とっても複雑な気持ち。
その複雑な気持ちが湧くたび、私には何が出来るのか?と考えます。
今、この場で出来るコト?
今、活動している拠点の中で中長期的に出来るコト?
どんな小さくてもいいから、ひとつでも役に立つだろうコトを探してゆきたい。
子どもの豊かな未来を考えて、子育て支援にチカラを入れてゆく取り組みは、その分だけ、その地域の未来への可能性が増えてゆくのだと、私は強く信じているのです。
♦︎
また別のお話。
先日、ある日のクラスでのコト。
クラス開始前の会場にて。
大泣きしている男の子を連れてきたお母さんから、男の子が泣いている理由を聴かせていただいていると。
いきなり会場に入ってきた方に、『迷惑!』と叱られました( ; ; )
その私たちを叱った方は、クラス会場としてお借りしていた部屋に突然いらっしゃり、泣いている子どもを指差し、ものすごい形相で迷惑と言うコトバを残し、出て行ったのです。
一瞬の出来事。
私は思わずア然とし、固まってしまい。。。
後になって、なぜその場ですぐお母さんに『大丈夫、子どもは泣くのが突然だし、こうして理由も聞かせてもらったし大丈夫ですよ』と、なぜ冷静に言えなかったかと、後悔した。
TPOは大切だけれど、子どもは泣くものですよ。
そしてそこには必ず、理由がある。
泣いているコトを頭ごなしに叱っても、それは何の解決にもならないと私は思うのです。
いろんな考え方のヒトがいる。
私にとっては『非常識だ』と思うコトも、相手にとっては『それが当然』だったり。
これって、なかなかに解決しない、永遠の課題。。。
そこで、相手に変化を求めても無理なハナシで、必要なら話し合い『折り合い』をつけてゆくしかない。
大切なのは、『出来事から学ぶ』コト。
そして、『より良くしてゆく策を見つけてゆく』コト。
今回も、その一方的に叱ったヒトを責めるコトではなくて、じゃあその時私はどうしたら良かったのか?と、後になってからいろいろ考えた。
憎んでも恨んでも、それは何の解決にもならないし、怒りや悲しみを今後の勇気や決意につなげてゆけたら、と思うのです。
いわゆる『田舎』という地域の小さな町に暮らしている私。
田舎の知恵として、ヒトと適度な距離を保つコト(とは言えども、そもそも近い笑)や、出過ぎた杭は打たれるので、とにかく穏便に『ぼんやりとさせておく』とか。
日々の暮らしの中でそんな『空気感』を感じて、それもまた心地よく暮らしてゆくための策なんだなあと思いながらも、憤る気持ちをグッとこらえてしまい込んだり、嫌われるのが嫌だからと当たり障りなく努めたりするコトって。。。
そのほうが楽なんだろうし、それが間違いだと思っている訳ではないんです。
ただ今回のように、しっくりこない想いが私の中に『未消化な感情』として残ってしまうコトがある。
ヒトそれぞれの選択で良いのだと思う。
そんな中で、
『私はどうしたいのか??』
これがまず大切で。
私がどうするかは、私が決めるコトだから。
しっくりこない想いは、自分の中で根気よく消化してゆきたいし、時には、相手に伝える勇気も持っていたい。
自分が自分に対して『うん、こんなんで良いんじゃないかな』って言えるようなトコロまで向き合って、落とし込んでゆけたなら。
そう思うと、『嫌われる勇気』も必要!
田舎であろうが都会であろうが、『これは伝えたほうがいい』と思えば、やっぱり私は伝えてゆきたい。
そして、自分の行動や言動が適切でなかったと思うコトがあれば、それは反省し、改善もしてゆきたい。
最後にもう一度。
子どもを大切にする地域は、必ず伸びると思う。
私は、そう信じている。
大人には子どもが必要で、子どもにも大人が必要で。大人が便利なように、楽なようにとばかり考えていると、その地域はますます、大人ばかりとなる。
それはつまり、その地域は『消滅する』というコト。
子どもに関わる大人が心地よければ、きっとその地域に感謝し、長く居続けるだろう。子育て時期って、いろいろ大変だもの。
すれば、そこには『循環』が生まれる。
お水も、空気も、私たち人間も、循環してこそその命は保たれ、その場に長く在り続けるコトが出来る。
ありがとうございます。
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