日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
故郷である愛知県に帰省しています。
今回は、とても嬉しいご依頼をいただいたのです。
それはこちら、
愛知県時代に理事を務めさせていただいていた、NPO法人『窯のひろば』でのお話会。
この場所に、私はどれだけお世話になったか。勉強させていただいたか。子育てをサポートしていただいたか知れません。
◎NPO法人『窯のひろば』→★★★
健康ランチが、なんとワンコインの500円で食べれるんですよ~
日替わりシェフで、お料理好きのお母さんたちが大切に作ってくださっています。
NPO法人を発足した時、ただ事務所にしてても誰も来ないから、ヒトが集まりやすい場とするためにもランチをしようよ、と始まったのだと聴いてます。
目的はレストランではなく、コミュニティの創出。その中で、美味しいゴハンという魅力は、やはり大きい^^
近所の一人暮らしのおじいちゃんおばあちゃんが、私が居た頃から変わらずですが毎日食べにくるのです。それが、見守り機能にもなっていて。
『大丈夫?何か困ったら声かけてね。』
わざわざではなく、さりげなくこんなコトバをかけられる環境が、ここにはあるんです。
お話会の前に〜
美味しーい(^○^)
そして、お話会の準備に取り掛かります。
上の写真の左上に少し写っている男性が、私が居る頃から窯のスタッフをされている、河村さん。事務仕事に強い方で、この会の裏方も、いろいろにサポートしていただきました。ありがとうございます!
とか言いながら、窯の大人気メニューである『カキ氷』を撮らせてもらったり笑
このイチゴシロップ、注文があってから生のイチゴを使い、ミキサーにかけて作っているのです。そりゃ美味しい〜
はい。そして午後2時となりました。お話会の始まりです。
たくさんの方が聴きに来てくださいました。そして、たまたま居合わせた方が聴いてくださったりも。
ありがとうございます!
この日、この窯のひろばがある『銀座通り商店街』ではイベントが開催されていて、たくさんのヒトで賑わってました。それもあり、こうして集まっていただけました。残念ながら、私のチカラではまったくない!です笑
今回、まなみんのお話会を窯でやりたい。と声をかけていただいて、さて何を話そうか?と、いろいろ考えました。
私はもう5年も愛知を離れていて、その間にはいろんな変化があったのだろうし。
私の今、北海道での活動をお話したとして、それが聴いてくださる方にどうお役に立てるかな?と。いろいろ。
そんないろいろ考えた中で思ったのは、ヒトが繋がりを持つ、豊かに生きていきたいとする在り方は、都会も田舎も変わらないというコト。
そして私は何より、娘をお腹に授かった時にたまたま出会ったこの窯のひろばで、なぜこんなに様々な活動をし、スタッフにまでなり足しげく通ったのか?と言うコト。
その部分をお話させていただき、これから何かしらのコミュニティを創出したいと思っている方や、子育てママで何かやってみたいと思っている方の、何かのきっかけになったり勇気になれば良いな、と言うトコロに行きつきました。
今回を機に、いろいろ調べてもみたんです。
私の故郷である愛知県瀬戸市と、今現在暮らしている北海道、日本のてっぺん・きた北海道にある豊富町の違い。
●土地面積は豊富町のほうが約4倍も広いのに、人口はなんと、約32分の1!
と言うコトは、同じ広さの場所があったとして、豊富町には1人しかいなくても、瀬戸市には128人もいるというコト!笑
●人口密度は128倍の違い!
それが、北海道はデッカイドウであるという現実でもあります。
私が今暮らしている豊富町には渋滞も、なければ人混みもない。人混みが出来るほどにヒトがいないし、そんな状況もなかなかないんですね。夏のビール祭には、たくさんヒトが来ますよ!花火大会とか。それくらいです。日々には、ない。
●豊富町は、人間より牛が約4倍もいる!
見渡す限りの牧草地に、足が食べる量が山ほど!田園風景がないコトに最初はビックリしたけれど、住み慣れれば、のどかに草を食む牛たちを眺め、果てしなく真っ直ぐな道をひたすら進む毎日が、とても心地よいのです。
自分が住まう地域を知るのに、他の地域を覗いてみるのはやっぱり良いなあとは、今回思ったコトです。
窯のひろばのスタッフになったきっかけ、それを最後にお話させていただきました。
『まなみん、マチは誰が作ると思う?』
当時の代表に、ランチを食べに行った時にいきなりこう聴かれたのです。
『えーと、市役所ですかね??』とは、当時の私。
娘が生まれたばかりの頃の私は、まだ、マチづくりが何だとか、地域がなんだとか、考えたコトもなければ、それを知ろうとするコトもなかったんです。
今でも、結局のトコロはよく分かりません。と言うか、それに明確な答えはないってコトです。ただ明確に分かったのは、マチを作るのはその町で暮らすひとりひとりのヒトだぞ。ってコト。
地位や名誉や権力ではない、ひとりひとりが居心地の良い町に住みたいと望み、安心安全を持ち寄り、考えが合わなければ話し合い、折り合いをつけてゆく。そんな日々の結晶が、豊かなマチづくりなのではないか、と。
約13万人弱の人口である瀬戸市で、この人数で輪になって話し合う訳にはいかんので、議会制度があり、市議さんが居ます。行政機関が、公共を守っています。でも、ここにただ丸投げで託すのではなく、よく見て、知って、発言できる場ではどんどんして、なるべくたくさんの意見を反映させるコト。それがマチの未来を、そのひとつひとつを創るんです。
そんな中、一番に熱い想いを持っているのは、ママたちではないかと私は思ってます。
だって、自分以上に守りたい存在が出来たんですよ。身を粉にして、小さな命を守ってゆくんです。
一番に手がかかる存在を日々見守りながら、でも自分のために働くゆとりなどないんです。それでも、そんなママたちが熱い想いを持ってどんどん社会参画するコトで、マチは必ず賑やかになる、そして豊かになると思います。
オンナがある時、母となる。すると、オンナ以上に踏ん張れる!強くもなれるんです。そして、その強さをまわりが一緒になって支えてくだされば、それが子どもたちの安心感にも豊かな育ちにもつながってゆく。
そんな視点から見ても、地域に大切なのは、『異年齢交流の場』ではないかと思う。
核家族で子どもたちを育てていく末には、人間が老いて弱ってゆく現実がみえないんです。
困っているように感じたヒトがいたなら、手を出して口を出して。自分が出来るコトを探す。それは時に『ありがた迷惑』だと言われるかもしれないけれど、『コトなかれ主義』よりはよっぽどマシだ!と、私は常々思っています。
ヒトそれぞれであるコト。相手を尊重する気持ちさえ忘れなければいい。どんどんと、関わってゆきたい。
そして、生きていく上でめちゃめちゃ大切な『気遣い』や『察するココロ』は、日々の出来事からこそ学べるのだとも思います。
失敗したり間違えたら、ごめんなさいと謝って、またチャンスをもらい、やり直してゆけばいい。そうやってヒトは、生きる中で学び育ってゆくのではないか、と。学校の勉強だけでは生きてゆけない。生きてゆけないんです。ヒトとたくさん関わってゆかないと分からないコトがいろいろにある。
だって、自分のコトだってよく分からないのに、なぜヒトのコトが分かるのか。『思いやりを持って生きましょう』と子どもたちに教えるなら、『思いやりって一体なんだろう?』って、たくさんたくさん、日々の中で感じて行かないと、分からない。分からないです。
窯のひろばと愉快な仲間たち。みんなありがとう〜
いや、やっぱりこれだな〜
変な顔して〜笑
窯でバリバリ活躍してます、おきくさん。
昔の私をそのまま見ているようでした。生まれて間もない子どもちゃんを連れて窯に通う、りさちゃん。(右側でーす)
誘拐したい!!笑
瀬戸市のラジオ局でパーソナリティをされている、林ともみさん。お忙しい中を、プロの方に聴きに来ていただいて、なんだか申し訳ない感じなのですが。嬉しかったです!
一番右で正座している男性は、りさちゃんのご主人。誰も正座で反省するようにはお願いしてないですよ笑
私も、娘がこれくらい小さな頃、家族に助けてもらいながら、あっちこっちと出掛けてました。ふたりを観ていて、それを懐かしく思い出したりして。持つべきものは家族、そして気の合う仲間。大切なのは、拠点です。
そうそう。
一番左がピンクの私ですが、そのとなりのねえさんコト藤原由美子先生が、窯のひろばで新たな取り組みをするのです!
こちら、
かま げんき ぷろじぇくと!
まずは月に一度だそうですが、ランチ前に30分程度の椅子に座った軽体操です。年齢性別関係なく、気軽に集える場を目指してゆくそうです^^
ぜーひ、お時間合う方はご参加してみてくださいね。7月からスタートです!
愛知県瀬戸市、銀座通り商店街内、窯のひろば。この記事を読んでくださり、『どんな場所かな?』と思われた方は、ぜひお出かけしてみてくださいね。ランチが美味しいです。うどんも美味しい笑
そして、もし何かやってみたいコトがあれば、まず窯に行って、3人くらいにハナシをしてみてください。テーブルをひとつ借りて、教室を始めるコトも出来ますよ。
はじめの一歩が大切。
大きく考えず、小さなコトからコツコツと。
世界を変えちゃうような大きなプロジェクトも、最初はほんの小さなきっかけから、誰かの想いひとつから始まったものです。それに、大きい小さいなんて関係ない。
マチに生きるひとりひとりが、暮らしている地域を楽しむコトから。
誰かのためにではない、マチのためにでもないです、もちろん自分のために。
出会いやつながりを楽しんでゆくと、何だか知らないけれど、勝手に広がってゆきます。そんな中、揉め事もあるだろうし、思わぬアクシデントがあったり、良い関係がこじれたりもします。
いいんです!それがヒトだから。ヒトが生きるってそんなコトで、一番大切で難しいのは、きっと人間関係なんです。だから揉まれて、気付いて、育ってゆける。
それでも、つながりあってゆけたらいい。
だってヒトはいつの時も、ヒトとヒトとの間で生きていると思うから。。。
貴重な体験でした。ありがとうございました!!
ありがとうございます。
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