日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
わたくし、ここ日本のてっぺん・きた北海道にある『豊富町』へ愛知県から移住して、今年で5年目となります。
移住したばかりの1年目は、『豊富温泉』を中心に働かせていただいてました。
2年目以降、だんだんと活動の幅が広くなってきて、今では、豊富温泉での仕事はかなり減りました。その分、豊富町で開催されている様々な健康づくり事業の現場を担当させていただく機会が増えています。その中で、近隣市町村にも積極的に行かせていただいております。
私自身の家庭の事情が一番の理由だけれど、これもきっと自然の流れなんだろう、と思っています。
私のような運動インストラクターは、温泉に深く関わらせていただくというよりも、健康づくり事業にお世話になるほうが自然なコトだろうと思うし、そのほうが、お役にも立てるのかな、と。家庭の事情がなかったとしても、いずれはもっと広域で働かせていただけたら。と思っていました。
今はもうスッキリした気持ちでいるけれど、一時期は、『豊富温泉でも健康づくりの取り組みを実施していただけないか?』と、あれこれ試行錯誤したし、なかなか上手くいかず、憤りを感じたコトもあったのです。
なかなか、なかなか。
『温泉×運動=∞』という取り組みは、想像以上に簡単ではなかったのです。
『健康づくり』って、そもそも分かりにくいのでしょうね。なかなかにご理解をいただけないのが現実でした。
しかし、それは仕方がないコトなんだと今は思っています。
そもそも私は、温泉運営に関わる立場ではなく、ただ現場担当のひとりだった訳で。しかも私は、この町全体の流れを把握できておらず、観光としての温泉を観るチカラもなく。。。
そんな、移住者としていきなりやってきた私の想いが、すんなり通る訳もない。
半ば、勢いだけだったのですね(;^_^A
しかし私自身は、自分の気が済むまであれこれ動いてみたつもりです。だからこそ、『そもそも考え方が違う』『目指したい方向性も違う』というコトがよくよく分かった訳で。
それは、やってみないと分からないコトばかりでした。
そして、動いてみて良かったと思います^ ^
上手くいかないのは、まず私自身の力不足もあるし、もっと違う立ち回り方があったのかもしれないな〜と思っているのも事実で。
しかし今、これ以上もがくのはやめて一歩引いてみようと思っています。
そして、やり方を変えて、自分でできる範囲で新たな取り組みを始めてみるコトにしました^ ^
◎新たな取り組み→★★★
何でもそうだけれど、そもそも誰かのためにやっている訳ではないい。
だから、誰かが良いも悪いもないんです。ただ、自分が良いと思った気持ちを原動力に動いていて、その中で、試行錯誤の繰り返しをしている。ただそれだけ。
日本中にある温泉地について。
私はそのたくさんの温泉地が、『健康づくりの拠点』としても機能を果たしてゆけば良いなと思っています。
観光などで訪れる方も大切なのだけれど、まずは、その地域で暮らしているヒトたちに届けてゆけるような取り組みを。だって、その温泉を守ってゆくのは地元なのだから、地元に愛されてなんぼですよ。そこに住まうヒトたちを大切にし、そこに還元してゆけてこそ、訪れるヒトを迎え入れるチカラにもつながるのだろう、と。
いわゆる田舎という地域では、『外から来た者を受け入れにくい、馴染みにくい』という雰囲気があるコトが多いだろうけれど、もし本気で何かを守りたいなら、伸ばしてゆきたいなら、これでは難しいと私は思います。
『いやいや、自分は自分のペースでのんびりやってゆきたいのだよ』と言われる方もいらっしゃると思う。
しかし今、そうやって日本中の田舎町が小さくなっていて、故郷を失うヒトが今後、どんどん増えてゆく。
人口はどんどん減る現実の中、全部は残せない、残せるハズはないというトコロ。
しかし、ただ尻すぼみしてゆくだけでホントに良いのか?
ホントにそれで良いのかどうかは、各自治体がかなりな気合を入れて、よくよく話し合っていかなきゃいけないコトだろうし、その決定に民意が上手く反映されていないのなら、それはかなり、相当に残念です。
田舎でも都会でも関係なく、私のような移住者を、あたたかく迎え入れてくださる方もいらっしゃるし、『来てくれて良かった』と声をかけてくださる方もいらっしゃる。マチには、いろんなヒトがいて、いろんな考え方が溢れてます。
ひとつにまとめるなんて相当に困難で、多分無理!(^_^;)
話し合いって時に大変だけれど、やっぱりマチというのは、ひとりひとりが住まう積み重ねによって成り立ってゆくんだろうと思うから。
だから、リーダーシップが大切になってくるんです。輪になって話すばかりでは、それはそれで進まない。
日本における温泉のこれからについて思うコト。
『冷えは万病の元』とも言うように、温泉で心身をあたため癒すコトに適度な運動をプラスすれば、なお一層の効果を導き出せるのではないか。私はそう考えています。
日本の中では、すでにそのように動いている温泉地がたくさんあります。
『自治体が実施する介護予防事業を温泉地で』という動きがあるというニュースを、いくつも読みました。やってみると実際にはいろいろあるでしょうけど、素晴らしい取り組みだなあと思うのです。
年を重ねて行けばヒトは冷えやすくなるので、『湯中運動』なんてホントに素晴らしいですね。関節も守れるし。しかしそのためには、かなりな湯量が必要。のんびり浸かる温泉とは別にスペースを用意できるのか?という課題は大きい。
『水まわり』はとにかくお金がかかる。理想と現実があるのは確かです。その温泉地、自治体の規模にもよりますね。。。
まずはそもそも、どうしたいのか?
目的を明確にし、目標設定をしてゆけるコト。
それもなしに、ひとまずやってみようとか、お金があるから何かしようでは、上手く行く道理がない。そして、お金がないから出来ないというもの、これまた先に進まないどころか、現状維持では疲弊してゆくばかりです。
考え方はいろいろある。それが当然だし、だから話し合いの場が必要。話し合いだけではダメで、具体的にどうするのか?が肝。
誰がリーダー?
現場は誰が担当する?
そのためにかかる費用はどうするの?
などなど。
一番大事なのは、『いつまでにそれをやるの?』でしょうか。そして、プロデューサー、ディレクター、プレイヤーのバランス。
目標設定がなく、『そのうちにね』なんて言ってたら、それは『やらないコト』と等しいと思われます。。。
しかし、あれこれ課題が出てくると、しんどいんですよね( ; ; )
時には抱えきれなくもなり。
そして、『ひとまず現状維持で行きましょう』となってゆく。守りに入ればひと休憩にもなるし。攻めるって、チカラがいるコトですよ。
想いを持って関わっているヒト・取り組んでいるヒトと、仕事で担当になったからやっているヒトとの温度差があるのはこれまた当たり前で、それもまた、どちらが良い悪いもなく、世の中ってそんなモノです。
だから。
だから、どこまで行っても『自分ベース』でいよう。そう思ってます。
『誰かが分かってくれなかったから出来なかった』などという結果は、ないのです。
『自分がやりたいと思ったから始めたコトを、自分の気が済むまで取り組んでみた』という結果です。
上手く行かないのなら、やり方を変えればいい、発想の転換をすればいい。
いつの時もチャンスは自分の手にある訳で、どこかに落ちている訳でも、待っている訳でもない。
自分がこれがチャンスだと思えば、それを生かしてゆけるように創意工夫してゆくのみ。
掴む!です。
そして何よりは、やっぱりここに行き着きます。 『大切なヒトを大切にしてゆくコト』
組織がなんだとか、いろんなしがらみがあるとかじゃなくて、結局は『ヒト』だと思う。
だから、想いを持ち取り組む担当者さんが私に信頼を寄せて仕事を与えてくださるのなら、私は、全力でそれに応えてゆきたい!というコト。
ある意味、そのヒトがどこの組織のヒトか、というのは、あまり大きなコトではない。(まったく関係ないとまでは言いませんが)
やっぱり結局、ヒトなんです!
だから私は、『人間力』を磨いてゆきたい。大切なヒトを大切にしてゆけるように。お役に立てるように。そのためのチカラが私は欲しい!!
それを、日々の活動から学んでゆきたい。
上手く行かなかったら、あれこれ考える。策を練ってゆきます。
そこで得たものを糧とし、さらにクオリティの高い活動につなげてゆけますように。
上手く行かない時って、大きなチャンス。
ひとつ手放せば、新たな何かにつながるきっかけにもなるし。
責めたくなる気持ちも、確かにありますよ。ジレンマも。しかし、結局はお互いさまであって、私が誰かの何かのストレスになっているコトだって多々あるのです。
良かれと思ってしたコトが思わぬ結果になったりすると、最初はビックリもするし、『なぜ分かってくれない?』という気持ちにもなるけれど、よくよく考えたら、自分勝手に良いコトだと思い込んでいただけのコトで、相手にはそうでもなかったね。というだけで。
だいたい、なんでもそんなコトの繰り返しです、日々って。
起こった出来事を、受け止めて、受け入れて、自分自身で『良かったコト』にしてゆくしかない。しかし、いくら自分にとって良かったとしても、それがヒトにとってどうなのかは、また別のハナシだと忘れずに。
だからこそ大切なのは、『仲間』という存在なんです。
自分の想いを伝えられるヒト、受け取ってもらえるヒト。
そして私にも、想いを届けてくれるヒト。
ひとりでもやろうと思っているのですよ。思っているのだけれど、ひとりってまあまあ大変ですよ笑 萎える~
『捨てる神あれば拾う神あり』
思えば、いろんなヒトに拾っていただいたなあと思う今までであります^ ^
30年度は、もう少しシフトダウンしてゆくつもりです。
移住して以来、何でもかんでもとにかくやってみたけれど、そろそろ、地に足つけて丁寧にやってゆこう、と。
いやいや、ずっと『地に足つけて』と言っていたけれど、実際は着く間もなく動いていたのでね(;^_^A
忙しいのは万々歳!
しかし、ただ追われるばかりの忙しさではないように。
どこに向かいたいのか?
何を目指したいのか?
この想いを明確にしてゆけるよう、日々に尽くしてまいります。
有限な人生だから。
大切に。
あー、なんと長いひとり言!!笑
ありがとうございます。
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