多種多様な価値観を受け止めるチカラを持つには、『ゆとり』が必要なんだとしみじみ思ったコト。

日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(*^-^*)

 

愛知県に帰省中です。

今回は、イベントクラスが2本あり、来月開催される大きなヨガイベントの打ち合わせなど。

小学5年生となる娘の運動会があったりもして、まあまあ忙しく過ごしている。そんな一週間です。

そんな中で。

 

伊勢神宮へ。参拝をしてきました。

いわゆる『お伊勢参り』というやつです^ ^

この日は、娘の運動会の予備日。

運動会が当初の予定通り開催されたので、この日がポンと空いた。

それならば~!と。

早朝、いや夜中かな(笑)

夜中の3時に自宅を出発し、お伊勢さんに着いたのは、早朝5時。

まだ人々が動く前の静かなじかん。

私はこんな時間を、『すきまのじかん』と呼んでいて。

それは、ダイスキな絵本のタイトル♡

太陽と月の間のじかんを、『すきまのじかん』と名付けたステキな絵本があって。私はその絵本がダイスキ!!

 

だんだんと明けてくる空が美しかったなあ◎

 

久々に見かけた、カタツムリさん。

ゆーっくりと、歩いてましたよ。

いや、これは歩いているというのかな?(笑)

ご神木にて丁寧に造られた橋。

その欄干が、何ともまあ美しくて。

美しい石段。

私はある時から、こんな石段や登り坂を観るたびに、思うコトがある。

『もうお父さんは、ここを二度と自分の脚で上がるコトはないのかなあ』と。

『脊髄損傷』という重篤な状態となった父を思い出す。。。

 

あれからもう、5年も経った。

早いなあ。

あっという間にも思う。

でもきっと、壮絶に長かった。

いろーーーーんなコトがあった。

苦しかったし。

大変だったし。

でもやっぱり、私って強いんだなあとも思ったし。

基本、あきらめないしくじけもしない。どこかに抜け道があるハズだと、結局はそこを探し出す。

何とかそうしようとしている訳ではなくて、何だか、いつも結果的にそうなっている、という感じ。

これもまた、父からもらった『気質』なんですね。

 

◎ある日の父の様子を書いた記事→★★★

 

ここからが、今日の本題です。

先日。

その父にふと電話をした時のコト。

その前に、私は11歳になる娘に電話をしたんですね。

でも、出なかった。

だから、娘が家にいるのかを確認したくて、家で寝ているだろう父に電話をしたんです。

けれど父は、大変に不機嫌!(;^_^A

一方的に、あれこれと話し始めました。

 

私は常々、父に似ていると言われるし、その自覚もある。

けれど。

あそこまで頑固ではないでしょ!!と確かめたくなる笑

父はとにかく、強い!

いや、私も多分強いけれどf^_^;

私とはまた違う、強烈な強さを持っていて。

とにかく、譲らない!

短気!

すぐ怒る!

それ、時にめちゃめちゃ大変。

もう、ホントにイヤなのです。。。

 

ハナシを戻します。

父は、とにかく怒っていた。

そこから、私のコトにハナシが発展し。

『お前はいつまで北海道で自分の好き勝手にやっているつもりなんだ!!!!』となりまして(;^_^A

まあ、そう言われたら言い返すコトバもないのですが(;^_^A

ただ、体調維持という大きな理由もあるコトから、ある程度は私の『質』として、このカラダの都合を理解して欲しくもある訳で。

そもそも私は、『北海道暮らしがしたいぞ!!』と思って移住した訳ではない。

持病であるアトピー性皮膚炎を上手くコントロールできなくなり、困り果てての移住暮らしが始まったのが、6年前。

北海道で暮らしてみて分かったのは、これだけ湿気が少なく寒い地域だと、私のカラダはこれほどに体調がすこぶる良いのだ!と知ったコトは、それはもう、感動ですらあった。

もちろん、家族と離れて暮らすのは寂しい。

けれど、家族のそばでただ寝ているだけなのは、かなり辛い。

そんなあれこれを、いろいろいろいろ、いろいろを迷い考えた末での、移住暮らしなんです。

 

はい、またハナシを戻します。

そんなコトを父に言おうものなら。

火に油な訳で。

収集つきませんけど~(・・;)

 

そんな中で、父がすごく納得するコトを言ってきたんです。

一言一句そのままに、とはいかないけれど、なるべくそのままに書いておこうと思う。

俺は俺なりにではあるけれど、70年近く、どんな苦しいコトがあろうが頑張ってきた。家族を守ってきた。現役時代には、たくさんの部下の支えになってきたと自負している。そんな中で大怪我をして今の事態となり、それでも変わらず、自分が出来るコトを精一杯やっている。でも、もうゆとりはない。少しでも良い方向へ向かえるよう自分事を精一杯する以外、ヒトの考え方を受け入れろとお前にいくら言われても、無理だ!お父さんにはお父さんの考え方がある。それをお前がいくらあれこれ言っても、もう今の俺には、それを受け止めるゆとりはないっ!!

と。

こんな感じ。

私は。

この父の言い分を聴き、ココロから納得したんです。

自分にゆとりがない中で、どうして全然違う価値観を持っているヒトの想いに耳を傾け、それを受け入れる『ゆとり』があるものか、と。

それは、かなり難しいだろうし、父が言うように『無理』なんだろうなあ、と。

私には私の、娘に対する想いがあり、そこへ向ける価値観がある。

父はまた、孫に対する想いと、母親としてこう在って欲しいという娘である私への強い想いがあり、それはそれで父の考え方、価値観。

それがお互い、天と地ほど違っても、それはそれ。

ただ、娘が父の元でお世話になっている以上、ある程度の理解がないと、この暮らしは成り立たない訳です。

 

いろんな想いの末に、無神経だ!無責任だ!と、吐き捨てるように言われたとしても。やっぱり、その吐き捨てるように言われた強いコトバは、刺さって痛い。

そこからいろんな想いを受け取るのは、なかなかに難しいのです。

でも、やっぱり、今の父には辛いんだろうなあ。

孫の要求に応えるどころか、孫にも日々の暮らしの世話になる事態。すぐそこに置いてあるモノすら、手を伸ばして取るコトが出来ない。

これはもう、緊急事態、ですよね。

その上、自由奔放な娘(私自身はそう思ってない、このズレが難しい)の有り様を受け入れてくれ、と言われても、という状況。

父も辛いなあ。

ココロからそう思った私は。

その後、父が気が済むまで話すのを聴こうと。

ただ、相槌を打ちながら。

父は散々言いたいコトを言った後、最後には。

お前が何の用事があって電話してきたのかは知らないが、とにかく受け取るゆとりはない!

と、一方的に電話を切ったのでした。

 

うーん。

そうだなあ。

よく分かるなあ。

五体満足って、ゆとりだなあ!!

とは、この時にしみじみと思ったコト。

 

ココロが沈むの大変ですが、自分で寝起きも出来ず、トイレにも行けない。

ほんの小さなコトも、ほぼ何から何まで、人頼み。

これはもう、泣けてくるよね、、、と。

 

暗〜い感じだけれども、これで良いと思う。

今日はこんなテンションにて、とても痛い現実と向き合っていたいから。

人生って、相対的には幸せだと思ってる。

でも、私は、父のような状況になったとしても、今のように在れるかな。

それは、『うん』とは頷けない。

ホントに難しい問い。

 

とにかく、あれだけ前向きに在る父はすごい!

これは、心底思うコト。

私には、到底越えてゆける自信がないのです。

 

やっぱり、父はすごいなあ。

私はやっぱり、父を誇りに思う。

短気は相当イヤだけど。

もう少し穏やかになってくれないかなあ、、、。(切実)

 

 

ありがとうございます。

 

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