日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
今日。
お昼に出来た束の間のじかんで、仲良しおばあちゃんの家に遊びに行ってきました。
ホントに久々。
しばらく体調が優れずに、もう何ヶ月もクラスをおやすみしていたのだけれど、先日、久々に参加してくださり。それはそれは嬉しいコトでした。
83歳。
去年、転んで腰と足を強く打ち付けてしまった時も、病院のお世話にもなりつつ、毎日欠かさず出来る動きを探しては自主練をして、どうしても辛い時には、タンスにロープをくくりつけ、朝、それを引っ張って起き上がったそうで。
めでたく、3ヶ月ほどでクラスに復帰!
何ひとつ衰えず、足もしっかり上がっていて。それはまあ、ビックリでした。
そして去年の終わり頃、無理な雪かきがたたって、背中を痛めてしまった。こちらも同様、養生しながらも、地味な自主練を続けて。
そしてまた先日、クラスに復帰してくださったのです。
それはもう、頭が下がるんですよ。
83歳ですよ、83歳。
私、83歳になってこんな不屈の精神を持ち続けて居られるだろうか、と。
いやいや、私も持っていたい。いや、持ちます!
それが、私の今に対する責任です。
今日は、おばあちゃんから『桜が咲いたから観に来て』と声をかけてもらったので、ホントに久々に家に遊びに行かせていただきました。
桜、五分咲きくらい^ ^
お昼ゴハンをいただきました。
あれこれと、たわいのないハナシを。
そして、『せっかくだから写真撮ろうよ〜』となり。
苦労して、苦労して、子ども時代を過ごして、大人になってからも、とにかく働いて。働いて。
北海道は、開拓の歴史です。
こんな寒い地に、よく越してきてイチから暮らせたモノだと、ホントにホントにスゴイと思う。
私なら、間違えなく挫折してましたよ( ; ; )
逃げ出してたかな、、、(・・;)
おばあちゃんはよく言うんです。
『今が一番幸せだ』って。
生きている間に、そんな幸せだって思える日々に出会ってくれた。ホントにホントに良かったです。
久々にクラスで会えた時にも、
『体調が良くなくて痩せてしまった。背中もまた丸くなったけど、私は絶対に諦めないし、また頑張って通うから』
と、真っ直ぐに私を見て言われました。
私、
『なんも頑張らんでいいのよ。もう充分過ぎるほど頑張っとるのだし、細く長くで良いんやから、とにかく楽しく続けてみてね』
と。
元気で長生きするんだ。
一生自分の足で歩くんだ。
この明確な意思は、驚くほどに日々の暮らしを変えてゆきます。
よく『先生のおかげで』と、いろんな方に言ってくださるけど、私は、確かにきっかけにはなったかもしれないけれど、やっぱり結局は、ご自分です。
おばあちゃんの家にはウサギが居ます。
おばあちゃんは『ちっこ』と呼び、息子さんは『ぴょん吉』と呼び、それぞれに、ウサギはちゃんと分かっているそうです^ ^
このウサギくんも、すっかりおじいちゃん。
聴けば、おばあちゃんと同じくらいにおじいちゃんだそうです。
最近、めっきり弱ってしまったそう。確かに、前に遊びに来た時に比べたら、毛並みが悪くなり、すっかりと動かなくなり。
でも、おばあちゃんがエサを与えると、近付いて来て食べてました。
『ずっと一緒に暮らして来たから、最後まで大切に観てやりたい。その時まで、私もがんばんなきゃ』
と、おばあちゃん。
おばあちゃんが、おじいちゃんウサギのお世話をする。それは、人間でも犬でも猫でもウサギでも、長く一緒に暮らしたなら家族です。
大切なヒトを看取る。
そのために健康で居たい。
これもまた、大きなチカラになるのだと思います。
寿命がいつまであるのかは、誰も分からないコト。
もしかしたら私の方が、おばあちゃんを残して、あっけなくカラダをお返しするコトになるのかも知れず。それは分かりません。
でもやっぱり、出来るコトなら、順番として、親を残して子が先立つコトのないようにと願ってます。
おばあちゃんが、いつも私を『孫のようだから』と言ってくれます。だから、おばあちゃんを残して孫が先に逝く訳にはいかない!
私もますます意欲をもち、何気ない日々を大切にして、自主練にも励もうと思います。
ヒトはいつか、必ず死にます。
『縁起でもないコトを〜』なんて言わず、ちゃんとそこと向き合いたい。
生きるコトを考えるとは、死ぬコトを考えるコトだと思うから。
歳を重ねたおばあちゃんとウサギの姿を眺めつつ、生きるコトと死ぬコトの両方を思いました。
どちらも門出なんだけれど、知恵があれこれついた分、やっぱり死ぬと言うのは重たいし怖いコトでもありますね。
だからやっぱり、今に尽くそう!
それしかないんです。
それこそ、なんです。。。
『生きてるだけで丸儲けや!』
明石家さんまさんがそう言って娘の名前をつけたそうですが、ホントにその通りですね。
ありがとうございます。
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