ひと針ひと針が生きるコト。命をつなぐコト。ずっしりと重い小物入れ。

日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)

 

先日。

不規則なお仕事でお忙しい中を、いつもタイミングが合うとヨガクラスやバランスボールクラスにご参加してくださる女性から、『手作りの小物入れ』をいただきました。

ひと針ひと針丁寧に縫われていて、袋から出して手に取った時、何だか、ずっしりと重みを感じるような雰囲気。

聴けば、その女性のお母さまが手縫いされたモノ、だそうです。

だんだん弱くなる感覚の中、リハビリだと思って毎日コツコツと縫われているのだそうで。

そして、

『ぜひ先生の好きなモノを入れてください、もしほころんだら、いつでも直してもらいますから』とのコトバを。

 

そう、本来はそうなんですよね。壊れたら捨てて次を、ではなくて。

薄利多売の世。壊れたら終わりというモノばかりで、あげく、直す方が高くつく、となってしまいます。

それはそれでひとつの時代の流れだけれど、中にはこつして、値の付けられないモノもあるんだよって言うコト。

 

私はピンクが好きで、ピンクのモノばかりが身近にあるけれど、これはぜひ、大切に使わせていただこうと思います。

『大切なモノを入れる』

そう考えると何を?と難しいのだけど、結局、日々のクラスで皆さまからいただいた参加費を入れるために使わせていただくコトにしました。

お金が大切というより、皆さまからいただいたココロだから。

 

お金と言っても、いろんなお金があります。

手切れ金のような強く突きつけられるモノから、手段として品物と交換されたモノ。そして、ココロを表すひとつのカタチとしてのお金。

日々、クラスにお越しくださる皆さまが出してくださるお金を私はいただき、ヨガという知識や技術、大きく言えば『叡智』をお伝えさせていただく。

それがまずは、金額に見合ったモノであるコトが何より大切。そして出来るなら、それ以上にお伝え出来たら何よりです。

 

結局は、『お金では買えないモノ』を得て行きたいので。

お金と言うのは、ただひとつの手段だから。

大切なエネルギーのひとつだけれど、そこにばかり振り回されていたくはないし、極論は、『足りればそれで良い』訳で。

必要以上に得る必要はないし、貯め込むコトもない。上手く循環してゆけば良いモノだと思ってます。

何かしらの理由で大きなお金が必要になれば、それだけのエネルギーを、そこに注げばよい。そしたら、そこは必ず巡ってゆくと思ってます。

 

その、ひとつのエネルギーのカタチであるお金を、大切に作られた小物入れに入れさせていただき、ありがとうの気持ちを込めようと思います。

 

いつもクラスへお越しくださる皆さま。

ホントにホントに、ありがとうございます。

共に学び合えるコトに感謝し、なお一層学び、精進にてゆけるようにと励みます。

私を育ててくださるコトに感謝します。

 

 

ありがとうございます。

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