日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです。
先週末、沖縄県からいらっしゃった整体師・パーソナルトレーナーの『照喜名弘彦』先生の講座を3本、受けさせていただきました。
◎1本目の様子→★★★
◎2本目の様子→★★★
◎3本目の様子→★★★
その中で、いろいろ気付きをいただいたのですが、全体を思い返してみて、今何より思うのはこれです。
『枠を外してみると見えるコトがある』というコト。
私は長年、『ヨガ』という学びの中に居るので、当然、ヨガという教えがベースになり、日々暮らしています。
それはもちろん、私にとって素晴らしいコトであり、それでよしとしていて、これからもおそらくそうなのですが、何を知り学ぶにも、『無意識的にヨガの教えに連動させて認識するんだな』と言うのが、今回改めて気付いたコトです。
それは悪いコトではないのですが、視野を広げて新たな出会いを求めるには、やはり、『何者でもないという気持ちと白い紙1枚用意して、先入観なく、素直な気持ちで学ぶとよい』のやと思います。
いつもそうしている『つもり』なのですが、『そうでもないみたいだ』というのが、今回、何より大きな私の気付きでした。
例えば、私はヨガに出会い、『上虚下実』、『意識丹田』と呪文のように教えていただきました。
『肩の力みを外して腹に気を込める』というコトです。
最初は、それはそれはとってつけたようなモノであったと思うけれど、今では、『何をするにも腹が決まりやすいようにと無意識的に動いている』ように思います。
四六時中、とは言いません。むしろ今回、自分が出来ていない部分にも気付かせていただきました。
マットの敷き方ひとつ、道具をいかに大切にするかは、日々の暮らしに起こるすべての行い、動作が常に『自分の本質のつながっているんだ』というコトを、痛いほどに教えていただき。。。
小さなコトやと思うコトこそ大切に。無意識になんとなくしているコトにこそ意識を向けて。
洗濯した服を一枚たたむにも、そのヒトの氣がうつります。
より丁寧に、気を巡らせてたたんだのなら、その服やたたんだ場所には、心地の良い気が巡ります。
パワースポットは、いつでも自分で作るコトが出来る。
意識丹田。
これは結局のトコロ『訓練』なので、継続して実践してゆけば、身につくモノです。
それがとても心地よく、使いやすいカラダの状態やから、これを基本で暮らしてゆけたらと思うのですが、今回、照喜名先生の講座を通して痛いほどに気付かせていただいたのは、
『部分のゆるみは思いのほか丹田を定めてくれる』
と言うコト。
腹を決めて、さあそこから何をしようか、ではなくて、例えば手のひらの、例えば足裏の緊張を外して柔らかくしてゆくと、自然と腹が定まってくるのです。
その腹の奥の、『ジワ〜』とした感覚こそが、腹であったり、丹田であったり、芯であったり。
『底力』、と言われる場所です。
そこが定まらないと出来ないのなら、ヒトはけっこうな修行を積まないと、安定的に暮らせません。
そうではなくて、今すぐ出来る、部分の緊張を意識的にゆるめるコトがあれば、誰でもある程度出来るコト、分かるコト。
分かりやすく、腹に気がこもり、巡ってゆく手法をいくつも学ばせていただけました。
早速今日、2本のクラスで教えていただいたコトをいくつか実践してみました。
午後、豊富町の健康増進事業『とよとみスポーツCLUB』の『元気体操スクール』。
椅子に座って行うクラスです。
写真は、いつも最後に行う『生涯現役のポーズ』ですが、ここに向かって、ゆるめて感じて味わって、深めてゆきました。
物理的な運動量としては、とても弱いモノです。
しかし、熱い!!手先足先まで、ポカポカに^ ^
ヒトが持つ『氣』というチカラは、スゴイチカラですね。それを改めて感じました。
夜は、豊富町のおとなり稚内市にて、『まなみんヨガin稚内』でした。
月に2度、行かせていただいています♪
初参加の方もいらっしゃいましたが、クラスの始まり、照喜名先生のお話をしました。
そして、私自身の気付きについても。
こちらも同じく、運動量にしたら少ない!ですが、巡り半端なく、会場中がジンジンして、なんて素晴らしい感じ!!
『氣がないヒト』など、いません。しかし、『氣が減退している』コトは、あります。
誰もが本来持っている、兼ね備わっている『元気』が、出にくくなっている状態になっているコトがある、と言うコトです。
その理由の多くは、『力みがある』から。
だからと言って、『ゆるめて!ゆるめて!早くして!』なんてまくし立てたら、きっと間違えなく、力みます(笑)
ゆるめてと言われてゆるまったら、そもそも誰も困らない訳で。
そんな中、今夜皆さんにお伝えしたのは、
『両手のひら、そして両足に、生まれたばかりのヒヨコがいるかのようにイメージして、柔らかくしてみる、潰さないように大切に』
と。
生まれたばかりの赤ちゃんを、強く握るヒトは居ない。そーーーっと、ゆっくり、やさしーーく、丁寧に触れる。
ゆるめて動くコツとして、『ゆっくりやってみる』と言うコトがあります。
『ゆっくり雑にやる』って、けっこう難しいんです(笑)
そうやって、ひとつひとつをじっーくり味わって、ゆるめて、最後に大きく動いてみました。
すると、いつもご参加してくれる方が、『両腕が今までにないくらい気持ちよく動いてビックリした』、と。
はい、肩の力みが外れました^ ^
肩という『角が出来やすい』部分を、いかに柔らかく使うコト。
じっくり丁寧にゆるめてみると、結果、腹が定まり動きやすくなり、そして、『曲線のエネルギー』が溢れます。
照喜名先生、改めてありがとうございました。ますます実践、日々に生かしてゆきます❤︎
◎照喜名先生のブログ→★★★
ありがとうございます。
コメントを残す