年末のコト。
愛知の頃、いつもクラスに来ていた方からメールをいただいた。
『背中と首が痛くて振り向くコトも出来ない、どうしたらよいやろう』とのコト。
実は、そのメールをもらう1ヶ月前頃、愛知で久々に開催させていただいたイベントヨガクラスに彼女は参加してくれて、私が見せてもらっていた頃に比べて、ホントに背中が丸くなったのが気になっていた。
出産育児、プラス接客業。暇であるハズがない。
一度、経営しているお店にも行かせていただいたのやけれど、歩く姿をみて、ますます気になった。
左右差がひどかったのだ。
これは一度連絡してみようか?と思ったが、今はいつも見せてもらっている環境にないし、向こうから聴かれたらにしようか、と思っていたトコロ。
そりゃ首もまわらなくなるやろう、というカラダの感じやったから、寒くなるにつれ、症状化してきたかな、という感じ。
そこまでしんどければ、ヒトのお世話になるのも手だが、そこは、ヒトそれぞれの都合にも合わせ、命が喜ぶ方向へと進もうとするのが、長年学び深めている『沖ヨガ』だ。
とにかく家で、毎日10分でよいから自分の時間を作るコト!
やると決めたら、必ずやる!コト。
として、彼女のカラダをイメージしつつ、10分程度のメニューをお伝えしてみた。
こんな時、ホントに『直感とひらめき』なんやと思う。
理屈でなく、『こうしたらどうかな?』と湧いてくるのだ。これまさに、『命の教え』なのやと思う。
私の命が、私に教えている。
もちろん、当てずっぽではない。
が、これこれこうやからこう、というモノでもない。
そしてもちろん、未来を見抜くチカラがある訳でもない(笑)
ある程度の知識技術経験は、もちろん必要。
そして、『よくよく観て観察する』という毎日も必要。
そんな中、ある時から『感覚的に感ずる』というモノが、すごく増えたと思う。
もちろん、私のコトではなく相手があるコトで、ピッタリハマるか?と言うと、そうでもないコトもある。
が、時に、ピッタンコ!とハマるコトもある。
早速実践!と、やり始めた彼女。
『次の日には変化を感じ、3日目には、首がまわるようになりました』と。
そして、『必ず5分10分の時間をとるコトを続けます!』とメールには書いてあった。
隙間時間の有効活用を。
最初から1時間と決め込んでやるから続かない。はじめの一歩は控えめに。
そして、やらなかったら、やらなかったコトを責めないコト。
やれるコトをやれる範囲でやれる分だけ。そして、なるべく長く続けられるように。
そのために、だからこそ、指導者は相手に合わせるコトが必要やし、実践者は、自分の特性を知って上手くやったらよいのやと思う。
何よりのコツは『楽しむコト』だが、楽しむって、楽しもうと決めて楽しむモノではなく、やってるうちに楽しくなってきた、というモノだ。
まずは5分10分、試しにやってみるかー。
そして、『楽になる』と言う体験を積み重ねてゆくと、そのうちに、『これはやったほうが良いよね』となる。
そしたら、それはもう日常生活に馴染んで、『クセ習慣』となっているやろう。
命から届く様々な欲求。
お腹が空いたらゴハンを食べる。
眠かったら寝る。
トイレにも行く。
なのに、なぜカラダに違和感があり悲鳴をあげているのを、無視するのか、と言うコト。
どんなに忙しいヒトも、5分の時間が取れないヒトは、それほどいないやろう。
ただ、その5分のために『意識を切り替える』のが、難しいのだ。
そこがまさに、『ヨガのチカラ』。
『意識力トレーニング』、これに尽きる。
ほんの5分10分をくつろぐ。
私は、このゆとりを持てるようになってから、相当に楽になった。
まわりが少々騒がしくても、眠かったら寝るし、基本、お腹かすかなければ、無理には食べない。
あんまり、まわりには振り回されない自分が常に居る。まったく、ではないです、あんまり、です。
もし、『まったく振り回されない』のやとしたら、それはそれで、社会的にはかえって生きにくいやろう。
これは、ある意味当たり前のコトなんやけど、出来そうで出来にくいコト。
それなら、様々な選択肢の中から、『ヨガ』を学んでみるのも良いのではないか、と。
自己とじっくり向き合う。
離れたトコロから自分を観る。
カラダとココロが呼吸によってつながる感覚を知る。
自と他の境界線を味わう。
そして、『すべてはつながっている』という感覚。
こんな場に身を置いていると、自己制御が上手くいくようになったり、心身の安定が図られ、自律神経の働きが上手くいき、よく眠れるようになったりもする。
そして、日々『カラダをよく観る習慣』がつくコトで、ほんの少しの不調に気付き、大病しにくくなったり。
そんな、命にじっくり向き合う毎日こそ、生きているという醍醐味なのでは、と思うのです。
本来、他が介入出来ない『自己』という場。でも、たくさんの他が存在します。
それらはほぼ全て、自分の意思で招き入れた、自分から観た『他』であり、自分が招き入れないコトを選べば、自分の中って、けっこうスッキリするモノで。
そんなコトを知り深めたくて、ヒトは『瞑想』を実践するけれど、これ1本で行くのは難しいのでは?と思うのです。
くれぐれも、『そうしないほうがよい』、ではなくて。
まずは、カラダをよく動かしてみることからか始めてみる。呼吸を丁寧に感じて、その呼吸に合わせて動いてみたらどうか、と。
そうすると、その呼吸という風のエネルギーが、カラダの内側をいろいろに動かしてくれる。それを感じ味わおうとするコトで、『内観力』が増してゆきます。
千里の道も一歩から。
いきなり大股歩きをすれば、不安定やし転びやすい。それなら、地に足つけて一歩ずつ、毎日気軽に出来るコトから。
小さな成功体験を積み重ね、大きな成果へとつなげて行けたら。
と、思うのです。
2017年。
今年も皆さまの日々の生活に馴染みやすいコトを、なるべくに分かりやすく、丁寧に、お伝えしてゆけたらと思います。
お会い出来ますコトを楽しみにっ!!
今日、所属である豊富温泉にて開催された『新春書き初め大会』にて、コンシェルジュデスクスタッフのあゆみんぬコト奥村さんが描いてくれました^ ^
枯れてもそびえ立つ草木のように。
ありがとうございます。
やらなかったことを責めない。そうだよねぇ。
年始の目標はあれこれ新鮮な気持ちで考えるけど、なかなか続かない。たとえ、出来なかった日があっても責めず、
投げ出さず。日々の積み重ね小さな事から。
やっていきますね
あゆみさんのまなみん、かわいい‼
ささかたさん。
コメントありがとうございます(╹◡╹)
はい、小さなコトからコツコツと(o^^o)
あゆみんぬの絵、上手いですよね〜