日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』『バランスボールインストラクター』として活動しているまなみんです(^^)
先日。
昨年に引き続き、『枝幸町』さんへ行かせていただきました。
枝幸町さんは、私の活動拠点である豊富町から車で約2時間ほど。
同じきた北海道の『宗谷管内』という地域なのですが、地図で言えば、右と左。
日本のてっぺんである『稚内市』のすぐ下にあるのが『豊富町』。そして宗谷管内の一番下が枝幸町。
枝幸町へ行くためには、『猿払村』を通り『浜頓別町』へ。そこから海沿いの道へ出て、南下してゆくと辿り着きます。
まあまあ遠いのです~
距離にして、片道約90キロほどの道のり!!
今回は、きた北海道バランスボールclubのメンバー3人でお伺いするコトに。
これ、滅多にない機会です。
あるようでなかなかないのが、3人揃うという状況。
◎きた北海道バランスボールclubHP→★★★
まずは、この上の写真から始まりました。
当日は、せっかく枝幸町まで行くのだから、3人で集まってどこかでランチしてから会場へ向かおう!と、早めに出るコトに。
しかし、クラス会場がある枝幸町歌登地区では、定休日のお店やたまたまやっていないお店ばかり。
『じゃあ、山の上まで登ってホテルのレストランへ行こう!』となり。
そのホテルのレストランが、な~んと!月に1度か2度ある臨時休業でありました~( ノД`)シクシク…
泣いても仕方がないので、また山を下って、結局辿り着いたのが、コンビニ!
これ、都会ではまるで考えられないけれど、これはごく普通の日常であります。
『田舎あるある』
夜ご飯を食べられる場所となると、もっとないのです。。。
久々にいただいたコンビニ弁当でありました~(笑)
そして、
ボールを膨らまし、準備万端~
ご参加の皆さまをお待ちして。
この日のクラスは、昼と夜の2クラス。
昼のクラスはシニアの方もご参加くださるので、安全のために『椅子』を使ったバランスボール教室とさせていただきました。
初バランスボールの方が多かったので、クラスのはじまりに、わたくしまなみんの『ほぐし動作ヨガ』からスタート。
沖ヨガの特徴である『ほぐし動作』。
左右の歪みを解消したり、違和感を修正してゆくのにもってこいのチカラがあるのです^^
こちら。
ほぐし棒で足裏を刺激中。足裏をよく刺激するコトで足指が動かしやすくなる。そしてそれが、転倒予防となり。
そのほぐし棒で、今度は『腰』をほぐして中~
日々のクラスでは、様々な『小道具』を使用。
ただカラダひとつであれこれ動かすよりも、便利な道具があるコトで家での練習が持続しやすいのではないかと思うので、ご参加の皆さまにおススメさせていただいております。
そしてそして、
メンバーめぐん♪が弾む担当。
初バランスボールの方もいらっしゃったので、基本姿勢の説明から始まり、まずは音楽に合わせなくてもよいので、お尻でボールを押すようにして弾む練習から。
高く弾むコトが目的ではなく、腹のチカラをしっかり使ってゆけるように。
腹のチカラをしっかり使うためには、足腰の安定感が必要です。
最初は恐る恐ると弾んでいた皆さんが、だんだん楽しそうに^^
まずはやってみて慣れるコト、ですね。
椅子から片手を話して『ピース!』など(*^^)v
後半は、メンバーこうきの筋トレタイムです。
椅子に座ってバランスボールを手で持ち上げたり、脚で挟んだりしながら。
こうきは楽しそうにレクチャーしてますが、実はまあまあ大変。
いつもはやさしいこうき。しかし筋トレになるとドS になる!(笑)
筋トレしているこうきは、何をしている時より楽しそうで。あ、からあげ定食食べている時も嬉しそうだけれど、やっぱり、筋トレ!!
そしてラストは、
マットに座ってクールダウン。
ふたたびわたくし、沖ヨガをさせていただきました。お尻をほぐしたり、脚をゆらゆらとゆるめたり、と。
少し、鍛えたりもしつつ^^
90分。
長いようであっという間の時間です。
ご参加してくださった方から、『楽しかった!次回は3人でそれぞれ1時間ずつくらいやって欲しい!』と笑顔で言っていただき。
『ホントに3時間やったら最後まで受けてくれますか?』と私(笑)
こんな会話が嬉しくもあります。
この日のクラスは、イベント的に3人で担当させていただきましたが、通常は2人体制で担当させていただいてます。
この地域での運動クラスは、ご参加の方の年齢層が広いコトが多い。
シニアの方や運動機能に不安がある方がお越しくださってもサポートできるように、安全第一を目指しています。
実際、私の活動拠点である豊富町では、立ち座りが困難な方もご参加してくださるので、弱い部分はサポートをしつつ、しかしなるべくは『自力で動いていただく』のを基本としながら。
ふいに転んでしまったら、自ら立ち上がれる力が欲しい。。。
去年、いつも運動クラスに通ってくださる80代のおばあちゃんが、玄関先で転倒し、起き上がるコトが出来ず、1時間近くもその場で寝たままの状態でいた。と聴いたのです。聴いてビックリ!それがもし冬であれば、命はなかった可能性が高かった。背中が寒くなりました。。。
不安なら杖を使えばいいし、家ならさらにいろいろなサポートを増やしてゆける。しかし、ホントに大変なのは、ふいに起こってしまったトラブルだから。
バランスボールは、ふいに転倒するかも知れないです。
まあるくて不安定なボールに座っているのだから、そりゃあ当然です。
運動インストラクターとして、シニア向けのバランスボールの指導は、チャレンジングでもある。
怪我をさせないように安全に、とはいつも思っているコトだけれど、『ふいに起こったトラブルにとっさに動けるか?』というのが、私たちインストラクターの実力のひとつだろうと思うし、そのための安全策を日頃から考えていくコトも必要なんだと思います。
AEDがどこにある?もそうだし、焦らず冷静な対応をするために、日頃から知識をつけ、実践練習もしておくコトも。
シニア向けバランスボールを始めた頃、『両足が浮いてしまえば転がるしかないので、その時にどうした良いのか?』と言うのを、クラスの最初にレクチャーするトコロから始めていました。今でも、毎回はしつこいかと思いしてないけれど、折に触れてお伝えするようにしています。
危ない!と思った時、『顎をひく、脇をしめる、カラダをまあるくするコト』。
角となった部分が強く負傷するので、なるべく負荷をカラダ全体で受け止められるように。
『柔道を学ぶならまず受け身から』
これと同じです。
何より大切な首を、顎をひくコトで守る。
折れやすい肩や手首を、内側にしまいこむコトで守る。
いざと言う時にこそ、日頃からの運動習慣や意識づけが、大きく役立つだろうと思います。
そんなコトを考える時、いつも思い出すコトがあります。
『アナタは子どもを3人背負って逃げれますか?』というコトバ。
これは、ある先生の講演会で聴いたのですが、東日本大震災の時、差し迫る津波の中、自分の子ども3人全員を抱えて走るコトが出来ず、泣く泣く諦めたというハナシでした。
とてもじゃないけど、諦められない。
でも、日頃から運動習慣もなく、体力に自信のないヒトがいきなり子ども3人を抱えて走るのは、おそらく不可能。。。
もしそんな経験をしたなら、どれだけの十字架を背負って生きていくのだろうかと、聴いていて息が詰まったんです。
私も。
心地よいヨガばかりしないで、もっと有酸素運動も筋トレもしよう!!
その時強く思ったのです。
運動は、組み合わせるコトが大切。
何かだけをやり続けるよりも、適度に歩いて、適度に筋トレをして、適度にストレッチをして。
組み合わせるコトでグッとカラダを強くなり、安定し、それによってココロも落ち着いてくるでしょう。
まだまだ未熟ではあれど、ヨガを通して、バランスボールを通して、動く楽しさ、気持ちよさをお伝えしてゆきたい!それが人生にとって大きなチカラと成り得るのだと、日々発信してゆきたいと思っています。
きた北海道バランスボールclub。
ぜひ私たちに出会ってくださいね\(^o^)/
ありがとうございました。
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