日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
今年の6月に引き続き、遥々愛知県から『終活コンサルタント』として大活躍している、さえちゃんコト『大谷さえこ』さんが、日本のてっぺんに来てくれました。
さえちゃんとは、もう長い付き合いです。
さえちゃんの12歳になる息子が赤ちゃんの頃から。だから、もう10年以上前のコト。
その頃私は、愛知県を拠点に活動していました。その頃に主宰していた『親子ヨガ教室』に通ってくれたのが、ご縁の始まりです。
私がさえちゃんに会った頃は、いわゆる『普通のお母さん』でした。しかし約3年前に『HAPPYお掃除コンシェルジュ』として、彼女は起業したのです。
確かに昔から、お掃除の得意なヒトだなあとは思ってはいた。がしかし、起業してほんの数年で、こんなにチカラをつけて、大人気講師にもなるなんて。嬉しい驚き!
ヒトの人生って、いろいろに変化して行くモノですね。
私は、北海道へ移住してもうすぐ4年です。
いわゆる田舎の小さな町にて暮らし始め、医療過疎地であり、人口は減るばかり。高齢になり、とくに車に乗らなくなってからの田舎暮らしは、厳しさも大きいと感じるのが現実かな、と、ここに暮らす中で感じます。キレイゴトだけではない部分があります。
もちろん、素晴らしいコトも多いんです。ヒトの優しさ、あたたかさ。そして、大自然の素晴らしさ。
どちらが良いではないけれど、都会には当たり前にあるけれど田舎にはないコトって、いろいろにあります。
それをいわゆる『地域格差』と言うんでしょう。
だからこそ、思うんです。
田舎だから『ない』ではなく、さえちゃんのような活動が『ある』コトをこの地域の方にもお伝えしたい!ぜひさえちゃんを北海道へ呼びたい!と、強く思うようになりました。
それが実現したのが、今年の6月のコトです。私の活動拠点である『豊富町』に賛同をいただけ、企画が実現しました。
◎その6月の様子はこちら→★★★
6月のテーマは、『生前整理』でした。
そして今回、11月のテーマは、『エンディングノート勉強会』となってます。
一度の講演に、あまりにテーマを盛り込み過ぎるとよく分からなくなるのでは、という話し合いの末、2回に分けて開催するコトになったのです。
北国の冬は厳しい。。。
6月と違って、今は11月。寒がりさんには厳しい時期です。
やっぱり寒がりさえちゃん、『無理だよ〜!』と震えておりまして(笑)ついに、雪も降りました。そりゃあ、寒いです、はい。
ここ数日風が強くて、飛行機が飛ぶかどうかがまず心配であり。しかし、必要なモノは与えられる!と、北海道の空の神様に祈るのみ。
しかーし、無事稚内空港へと到着!ありがとうございます!
今回は、6月とは変化したコトがひとつあります。
せっかく遥々愛知県から来てくれるのに、豊富町の講演会だけで帰ってしまうのはもったいない。せっかくなら、近隣市町村にもさえちゃんの存在をお伝えし、講演会を企画していただけたらいいな!
そう思えば、すぐに動いてしまう私でして(^_^;)
半ば『無茶振り気味』だったその想いを、受けてくださった町が二ヶ所ありました。豊富町のとなり町である稚内市と幌延町です。
ホントにありがたいコトです。感謝いたします。
その結果、今回のさえちゃんの北海道滞在は、3日間。稚内市、豊富町、幌延町にての講演会となりました。
昨晩はその初日、稚内市開催。
『介護支援専門員稚内会』さんが主体で動いてくださり、薬剤師会や看護師会、介護関係の皆さまにも声をかけていただいて、蓋を開けたらなんと、平日の夜にも関わららず、70名以上の方々にお越しいただけた専門者向けの研修会が実現した夜、となりました。
緊張気味のさえちゃんでしたが、やはりハナシは素晴らしかった!
ドンと腹が決まってます。ハナシの熱量から、信念がひしひしと伝わってきました。
自分の得意な『片付け』を通して、そこからヒトの豊かな生き方を探り、大切なヒトを大切にするための術を見つけ、それを社会貢献としても生かすべく、こうして講演会活動をしている彼女です。
聴いていただく方々が専門者となれば、ハードルも高いです。一般向けが低い訳ではないのですがね、感覚的に感じるコトです。
しかし、愛知県と北海道、地域性も違う中でも、専門職でもそうでなくても、『ヒトが豊かに生きて行きたいと願う想い』は同じ。
生前整理って何?
その価値は?
それに対しての彼女なりの考え方がよく分かり、とてもまとまった内容となってました。聴き甲斐がある!
これ、ぜひたくさんの方に聴いていただきたいハナシなんです。ホントに。
真ん中の女性が、大塚まゆみさん。
今回の研修会開催にあたり、主体となってハナシを進めてくださいました。あたたかさ溢れる女性です。
広域連携を!
つながり合って大きなチカラを!
と、いろんな場所で聴くのだけれど、いざとなると、なかなかに進まなかったりもします。
しかし今回は、このようなカタチで実現しました。そして、『組織を超えてつながり合う取り組みを、今後もさらに発展させてゆきましょう』というコトバを聴かせていただくコトが出来ました。それがホントに嬉しかった!
私はやっぱり、こんな風にヒトとヒトが出会い、新たなチカラが生まれる場に関わらせていただきたい。
ヨガというライフワークを通して、ヒトが豊かに生き合う場である『マチづくり』に、どしどしと関わってゆきたいんです。
出会うコトで生まれるチカラがある。私はそこに関わらせていただきたい。
出会いとは、『人生最大のギフト』だと思っています。
昨晩の研修会、プログラムは『3部構成』でした。
●1部 「今日から始める生前整理」
終活コンサルタント おおたにさえこ講師
●〈リフレッシュタイム 〉 10分あれば出来るカンタンほぐし棒、シナプソロジー体験
まなみん講師
●2部「地域における生前整理の現状〜エンディングノートで伝えたい事とは〜」
武藤はくぜん代表取締役専務 武藤尚講師
さえちゃん、遠くを見てますが笑
わたくし、2番手でした。20分のリフレッシュタイムを担当させていただき^ ^
『ハッ!』と、皆さんに大きな声を出していただき^ ^
『ほぐし棒』もお伝えさせていただきました。
こちらは、脳の活性化プログラム『シナプソロジー』をさせていただいてます^ ^
『椅子ヨガ&シナプソロジー』これは、近頃の出張クラスでは、テッパンプログラムとなっております。
◎シナプソロジーとは?→★★★
とくに昨晩は、専門者の方ばかりだったので、ぜひ興味を持っていただき、皆さまの現場で生かし、広げていっていただけたら!と願うばかりでして。
適度な運動、そして脳の活性化。
大きく考えず、気軽に毎日出来るコトを大切にして。
そして、トリであります。稚内市にて『武藤はくぜん』という葬儀社を営む武藤尚さん。
◎武藤はくぜんさんHP→★★
私は武藤さんと、稚内市にあるスーパーマーケット『食品館あいざわ』さんを通じて出会いました。
安心安全な食を提供し地域を守り、伸ばしてゆきたいと志高くスーパーを営むあいざわさんの店長である、相澤加奈さん。
あいざわさんは、今回の研修会に『企業協賛』し、ご協力くださってました。
同じく今回、『武藤はくぜん』さんにも企業協賛していただけるコトとなり、武藤さんにはスピーカーとして壇上にも上がってくださるコトにもなり。
葬儀社から観る『終活』とは。
悔いのない人生にしてゆくには。
日々、様々なご家族の葬儀に立ち会っているから見えてくる想いを聴かせていただきました。貴重なハナシです。
結局最後に残るのは、大切なヒトへの想いなのではないか、と。
ダイスキなヒトに、もう一度『ダイスキ』って言いたい。アナタが居てくれたコトで、どれだけに私の人生が華やいだか。と。
『ありがとう』と『ごめんなさい』は、やっぱり大切なコトバ、想いですね。
お葬式をしていただけるのなら、こうして親族に向き合って『故人の尊厳を守ろうとしてくださる会社』にお願いだきたらありがたいなあと、聴いていて思いました。
これは、いつもいつも言っているコトだけれど、私は結局、たいしたチカラもないし、とりわけ何もしてません。
ただ、ヒトとヒトの出会いの場に関わりたい!と思ってるだけ。
その『つなぎ目になれたら』とは、いつもいつも思っています。これがひとつのチカラなら、私はそのチカラを大切にしてゆきたいし、さらに伸ばしてもゆきたい。
ヒトとヒトがつながると、モノとモノがつながり、コトとコトもつながり、新しいチカラが生まれてきます。
だから、昨晩の研修会もそうですが、出会ったトコロから、想いを共有したトコロから、雪だるま式に想いが広がり、ひとつのカタチとして生まれた場所です。
日本のてっぺん・きた北海道。
私はこの地が、底なしに好きです♡
ここに居るコト自体が、ワクワクするんです^ ^
この地で出会えた皆さまにたくさんの活力をいただいての毎日なのです。
いつなのかは分かりませんが、いつかはやってくる終焉の時。
その時その瞬間に、『悔いなし!』と胸張って言える人生で在れたらいいし、それを目指して日々に尽くしてゆきたいです。
最後に。
今回の研修会に向けて、主体となって動いてくださった介護支援専門員稚内会の大塚まゆみさんが、様々な打ち合わせの中、終活コンサルタントおおたにさえこさんにあてたメールの文面を、ここに残しておきたいです。
『稚内市は小さく、社会資源が少なく、専門分野以外との連携なくして高齢者を支援することが難しくなってきています。
専門職が他職種で連携し高齢者を支援することを目的としお互いが共通の知識を持つこと、それが1番の
願いです。』
さすがのさえちゃん!
この文章を、講演の中に盛り込み、ご参加の皆さまにお伝えしていました。
ここに、今回の主旨が全て書いてあるなあと思いました。
小さいから無理。ではなくて、それぞれでがんばっているのだから、でもなくて。
地域の規模に関係なく出来るコトが、必ず!ある。そして、それぞれの立場から地域を守ってゆくために、共通の知識を持ち、『共に進もう』という意識を持って、必要な時にはチカラを集められるよう、日頃から連携をとってゆけるコト。
いつも一緒でなくともいいんです。『ここぞ』と言う時につながってゆけたら。
そんな想いが、ひとつの学びの場として実現した夜でした。
楽しいお酒!
豊かな出会いの場に感謝いたします。
2日目のの豊富町へと続きます(^_-)
ありがとうございます。
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