日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(^^)/
喪服を着て。
昨日は。
お世話になった方の、葬儀に参列してきました。
まだ、64歳。
ホントに優しい笑顔のお父さんだったなあ。
コロナ禍となり、すぐの頃。
2回、ご夫婦でセミパーソナルレッスンを受けてくださったのです。
出張で、ご自宅まで行かせていただいて。
その時の、1回目だったのかな。
大雪でした。
帰ろうとする私の移動が心配だから、と。
道を間違えないようにと、
途中まで車でついて来てくださった、お父さん。
今でも、不思議に。
『ここまで来たら大丈夫だわ』と、
車の窓を開けて、優しい笑顔で手を振ってくださったコト。
その時の記憶が、今も鮮明に残っています。
あれから、まだ2年弱。
早過ぎるでしょ!!( ; ; )
人生、100年時代。
あと20年はあったんじゃないか、と、思ってしまう。
もちろん。
私たちは、どれだけの寿命をもらって生まれてきたのか。
そもそも、誰にも分からないコト。
それは、よくよく分かっているけれど。
それでも。
リタイヤ前に、病に倒れて亡くなってしまうというのは、ホントに辛い。。。
仕事辞めてから、のんびりしたり、遊びに出かけたり、して欲しかったなあ、と。
立派だった、子どもたちの背中。
葬儀の場で。
初めて、お父さんの子どもたち3人の姿を観ました。
と言っても。
大きなマスクをしていて、全貌はよく分からず(;^_^A
でも。
遺影の前に立つ3人の後ろ姿は、とても立派でした。
お父さんは、こんなに素晴らしい宝を残したのだから、素晴らしいじゃん!と。
生前、そんなに深く語り合った仲でもないのですが、
なぜだか私が、
誇らしい気持ちになったりしたのでした(笑)
そんな、私も。
去年の3月に父が亡くなりまして、
もうすぐ、1年になろうとしています。
コロナ禍となったコトで、
亡くなるまでの2年余りは、ろくに顔も観れなかったし、会うコトも出来ずに。
もう6年も寝たきりで、だんだんと弱っていると聴いていたのもあって、
いつ連絡が来ても、と。
覚悟は出来ていたつもりでした。
が。
いざその時が来ると、
そりゃあやっぱり、辛いものですよ〜
それでも。
穏やかな父の死に顔を観て、しみじみ思ったのは。
父は、私と言うかけがえのない命をこの世に残してくれたのだから。
私が先に死ぬコトなく、父の葬儀に参列し、
丁寧に見送るコトが出来たのだから。
万々歳じゃないか!と(^^)/
私は、おそらく。
イヤと言うほどに、父に似ておりまして。
似た者同士だから、ホントによくケンカをしたし、言われたら言い返してもきたし(笑)
(その様子を見て泣くばかりの母^^;)
(不出来な娘ですみません~)
私の、この勝気な性格も、口から生まれてきたようなハナシ好きも、あれもこれも、ぜーんぶ!
私は、お父さんという原料によって作られたんだ、と思うんです。
だから、結局。
父は私を通して、ずっと共に生きているのだし、それは、今までもこれからも、何も変わらないのだ、と。
父から命を繋いでもらえたコトを、
私はこんなにも!誇りに思っているのだから。
それを糧とし、堂々と生きてゆけばよし^ ^と。
順番通りなら、ホントに良かったな。
私には、ひとり娘がいます。
常日頃から、
『頼むから私より先に死んではダメだ!』と、
呪文のように彼女には伝えてます(笑)
おそらく彼女は、もううんざりしている(;^_^A
それでも私は、またそれを伝えたくなる!
だって、私は。
彼女を失ったら、とてもじゃないけど生きていけないと思うから。
実際にどうなるのかは、よく分かりません。
(想像するコトすら出来ない、、、)
でも。
多くの子を持つ親がそうだろうし。
だから。
子を失っても、何とかかんとかでも『生きる意味や理由』を見つけて、
懸命に生きている親の皆さまには、ただただ頭が下がるし、
純粋に、ホントにスゴイコトだな、と思うんです。
上手く言えてない気がするけど、
とにかく、スゴイコトだなと、思うから。
昨日の葬儀に、ハナシを戻しまして。
喪主を務めていた長男さんと、
出棺前の時、少しの間、ハナシが出来ました。
『大丈夫?』と聴いた私に。
『もちろん大丈夫!』と、凛々しい表情で。
彼は、とってもダンディでステキな声をしていて、久しぶりに聴きました。
(声フェチの私には、惚れてまうやつです笑)
過去に。
何度も冗談で、『そのステキな声でモーニングコールしてよ~』と言ったりもしたけれど笑
(おバカなおばさんな私σ^_^;)
今日、私に響いてきた彼の声は、
とても力強く、安心感に満ち溢れていた。
それを聴き、思わず。
棺の中にいるお父さんに、
『お父さん、もう大丈夫だね~』と、声をかけたのです。
バトンリレー。
命のバトンが、引き継がれたんですね。
そうやって、代替わりしてゆく。
私もそうだし、彼もそう。
命のバトンを、しっかり受け取ったんです。
だから、大丈夫だって。
そして。
親が生きてきた、その歩みを背負って、自分の残りの人生を生きてゆく。
時に苦しくても、堂々と。
親の命を引き継いで。
産んでいただいた最大の恩返しは、
自分が精一杯に人生を謳歌し、楽しみ味わい尽くすコトだと思ってます。
(私が娘にそうして欲しいと思うのもあって)
生きているって、やっぱり素晴らしいと思うんです。
(死んだらどうなるのかは、結局分からないから、かも知れませんが)
死んでしまってからでは、あれこれ伝えられないから。
命がここにあり、好きに動いたり話せたりする、今のうちに。
大切なヒトに、『大切だよ!!』と、山ほどに伝えたい!!
葬儀の間、
住職さまのやわらかなお経に耳を傾けながら、改めて思ったコトでした。
私は、今。
ホントに幸せに、過ごさせていただいています。
家族の理解を得て、協力を得て、ひとり、遠い北海道の地で暮らす毎日です。
私はやっぱり、日本伝統のヨガである『沖ヨガ』をお伝えしてゆきたいから。
楽しく忙しくしながら、仕事ばかりの毎日を過ごしていたいから。
そんな私の生き方・在り方を、
渋々なのかも知れないけれど(笑)、ゆるやかにでも認めてくれている家族に、
ココロから、感謝をしています。
『医療過疎地にこそ予防医学の普及を』
これが、私がこの地で活動を続けたいと思った原動力。
もちろんそれは、私なりの想いでしかないし、活動でしかないけれど。
移住して、今年のお正月を迎えて、丸8年となりました。
まだまだ、やってみたいコトは尽きないし、行動あるのみだ!とも思っていて。
コロナ禍という、想定外の事態が起こった今ではありますが。
だからこそ、なおさらに。
想いはより、強固になっています。
この状況、ヤバいですって。
さらに運動不足になってる( ; ; )
日々の適度な運動習慣。
これ、必須だと思うのです!
だから。
ますますとお伝えし続けてゆきたいし、
第二の故郷である豊富町、きた北海道にて、
ますますと。
積極的に活動してゆきたい気持ちです。
お父さ~ん!!!
2回、ヨガをお伝えさせていただけて、『毎日続けてくださいよ~』って。
NHKのニュースを観ながら、夫婦ふたりでやっていると聴いて。
私、ホントに嬉しかったです^^
あの日。
帰り道の途中まで見送っていただいて、
笑顔で手を振ってくださって。
ホントにホントに、ありがとうございました!
優しい気持ちって、ホントに胸に響く。
それは、今でも私のココロに、ちゃんと残ってます♡
私も。
次のどなたかに、そのやさしさを届けてゆけますように、と。
私も、精一杯。
最後の最後の時まで、励みます。
お父さん、その瞬間まで、何度も頑張ったと聴きました。
『あと4か月』と、ドクターからは言われたそうだけど、その倍の8か月も頑張ったんだ!って、聴きましたよ。
やっと、楽になったかしら。
そうだったら、いいな。
ぜひ、ゆっくりしてくださいね◎
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残された私たちは、生きたくても生きられたなかった方々の分まで、生きてゆく。
痛みを背負って、時に苦しくても、それもまた、生きているからこその痛みだとして。
人生は、決して苦行ばかりではないと思うし、楽な方へ、心地よい方へと進めば良いとも思う。
大切なヒトと同じ世に生かされている、今。
それは。
とてもありがたいコトだと、思うのです。
ありがとうございます。
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