日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
いきなりですが、やっぱり『お米』は大切だと思います。
初めて『炭水化物の摂取をゼロにする』と言う食事法があると聴いた時、何しろ、ビックリ!しました。3,4年前のコトです。
その理由のひとつとして、『私たちは昔々、狩猟民族だったのだから』と聴きました。そして、糖質を摂取しなければ睡眠時間が減り、頭は常にスッキリする。こんなに素晴らしい食事法はない、と。
そしてさらに聴いたのは、『糖質を制限すればアトピー性皮膚炎が改善する』、と。
え〜っ!?でした(・・;)
確かに昔々、私たちの祖先は狩猟民族だったのかもしれません。逃げる動物を追いかけ、力強く生きてきたのだろう、と。
しかし、その後の『農耕民族として生きてきた歴史』も大事です。
歴史って、飛び越せない大切さがあるのかなと私は思うんです。そのひとつひとつの積み重ねはブロックのようで、真ん中をポンと抜いたら、保てないんじゃないか、と。。。
それは、命のリレーと同じです。
先祖代々と子々孫々の間に、私たちが居るように。どれも飛び越せないし、一箇所途切れたら、元には戻せない数珠のよう。
私は、代々の米農家に生まれました。
両親が汗水流して作ってくれたお米で育ちました。
私にとってお米は、『命』に等しく大切です。
百姓が持つ『腹肝文化』が、私のヨガのベースでもあります。
土を触り、空気を感じ、作物との対話を通して豊作を目指すのです。
私の父は、今は大怪我をして寝たきりとなって家におりますが、かつては、それはそれはたくましい腕をしてました。
現役でバリバリに働いている頃から、農繁期になれば田畑を耕し、稲の様子をみては田植えの時期を決め、稲の発育の様子をみては、水の調節をして。どれだけ腰が痛くても、時期になれば稲を刈るんです。
室内ばかりにいる現代人は、『自然と対話しながら生きる』という、ものすごく大切な感覚を逃してしまっているのではないかと、かつての父の姿を思い出し、思う。
うちの代々に受け継がれた田んぼは、いつの代なのか、おじいちゃんがギャンブルで大負けしてしまったそうで!笑
キレイな四角ではない田んぼばかり。
いかにも機械を入れにくそうなカタチなのに、どう考えついたのか、寸分たがわずにキレイに植えるのです。
職人技というのは、こんなコトですね。理屈ではない。長年の積み重ねで、土や水に触れ、空気を感じて確かめながら過ごすのが百姓の日々なんだ、と。
自然には敵わず、病気がついて枯れそうになってしまっても、それもまた自然のチカラ。それを人工的に何とかしようとすればするほど、命の負担となってゆくのではないか。人間にも、お米にもです。
食べ物とは、お金で買うのではなく、作るモノだった。そもそも忘れて行けないのは、そっちの歴史ではないかと思うのです。
合う合わないは、自分のカラダで確かめる。
ヒトそれぞれ、私は私で良いのだし。
しかし、やせ細った状態で、『なぜこれだけがんばっているのにアトピーはなかなか良くならないのかと思う』と、バリバリ糖質制限をしている方に言われたコトがあります。
それは、聴けばドクターからの指示だ、と。『そうしないとアトピーは治らない』と言われたんです。
・・・・。
思わず考え込んでしまいます。
こんな方もいらっしゃいました。
『アトピーは楽になったけどしばらく生理が来てません』
う〜ん。。。
何をもって健康と言うのか、幸せとするのか。
何でもトライしてみたら良いし、やってみなきゃ分からないし納得も出来ないのだけれど、あまりストイックになり過ぎると、結局後からしわ寄せがくるから、ほどほどに。
これは、よく沖ヨガの師である石井三郎先生に言われるコトです。
何事にも必ず、作用と反作用があるのだから、強過ぎた時、もし合わなかった場合の反動が大き過ぎる。
ただでさえ弱っているならなおさら、少しずつ足してみたり、減らしてみたりしたほうが安全だよ、と。
何でもそうなのですが、『ほどほどに』って、かなり大事なんじゃないかと思うのです。
それは、長続きの秘訣でもあると。
人間はそもそも、『凝り固まる』モノです。
『ハマる』とはまさにそうで、視野は狭くなりがち。ハマればハマるほど、他に目がいかなくなる。
これはとくに、女性に多いのかも知れないですね。
私のピンク好きもそうです。私、ピンク以外に目がいなかいんです!笑
あー、めちゃめちゃ凝り固まってますね、私(^_^;)
しかし、服や色は彩りだと思っていて、私はまず、どこでも隙間があればカラダを動かしたいので、それがしやすい服、というのが大前提です。
同じピンクにしても、カラダにすごく馴染む服を見つけると、2.3枚買って、実はそればかり着ていたりもします。
服のブランドはいくつかしかなくて、そのメーカーのサイズが合うなら、そればかり。
着心地の良さが心地よさにつながるから。
好きな色がそばにあるコトで、気持ち良いんです。
がしかし、これが『お肉しか食ません』となると、またハナシは違うのかも知れません。
彩りである服と、私たちのカラダを形成する元である毎日の食事とは、きっと訳が違う。。。
私は、シェアハウスで暮らしています。
一階にはカフェがあり、心友であるさとみんぬコト堂脇さとみちゃんが、シェアハウスと共に営んでいます。
そして私はいつも、さとみんぬが作ってくれたゴハンを食べてます。
ホントに優しく、絶品!
さとみんぬはよく、『私はプロでもなんでもないから』と言うけれど、主婦のプロです。
実際に、こうしてお店を営んでいて、お店は大人気です。
こちら、餅カフェわが家でーす^ ^
赤い和傘が目印。
暖簾が出ていたら、オープンですよ。
さとみんぬのお料理は、バリバリこだわり尽くしたオーガニック、とかではないです。
出来る範囲でカラダに優しく、感謝で作り、感謝でいただくコトを大切にしているのだと思います。
選び過ぎると、いつのまにか『排除する』ようになると思うんですね。
化学調味料満載の食材だったとしても、作り手の想いが加われば、愛情満載のお料理にもなる訳で。
ただ、選べる環境なら『安全を選びたい』と思っている。せめて調味料だけは、こだわったら良いと思ってます。あまりにお料理の味が変わるので。あまりに!です。
その中で現代は、あまりに『食品ではないモノ』が出回り過ぎていると思います。
お醤油じゃないお醤油とか、一体どう作られているのか?と思うような油とか( ; ; )
きちんとした製法で作れば10ヶ月かかるハズのお味噌が、なぜか4ヶ月ほどで市場に出てくる。
そして恐ろしい、遺伝子組み換え食品。
どんな害が出るのか、もはや分からないですね。多分ここは、人間の領域ではないのに、踏み入ってしまっている。
後々、取り返しのつかないコトになりやしないかと、10歳の娘が大人になる頃の未来が不安でもあります。
最近では、種子法も怖いです。種はすべての原点だから。一体どうなってしまうのだろう、と。
だからこそ、知るコト。
食について学ぶコトは大切です。
消費者が賢くなるしかない、です。
買い物は『ファンクラブ投票』だと思っているから、なるべく想いを持って地域に安全な食を届けたいと願って商いをしているお店で買いたい。
あれもこれもと、現地まで観に行く訳にはいかんのです。結局は『バイヤーを信じる』しかないんです。
だから、その信じられるバイヤーの存在はかなり大切。
そういうヒトたちが、お店が、そして生産者が、生計を立ててゆける仕組みがないコトには、私たちの食文化は崩壊してしまう。
私一人が何を食べるかなど、一見小さなコトですが、実はとてもとても大きなコト。
『オーガニック食品を使うヒトは裕福なヒトたちがするコトだよ』
と言われたコトがあります。
それこそ、裕福の価値観なんでしょうね。もちろん、それが良い悪いではなくて。それがその方の価値観なのだから。それはそれで良しなんです。
確かに私は、安いからと3つ買ってひとつ悪くして捨てるより、少々値が張っても大切に作られたモノを、最後の最後まで丁寧に使い切り、そこから日々の活力をいただき、命を分けていただきたいと思ってます。
それが私の価値観です。
私はそんな生き方をしたい。それが大切にするコトで、尊ぶコトだとも思います。大切なモノを値切って買いたいとは、まったく思いません。
それは、お金があるからでない。労力に対して適正な対価をお支払いするのは当たり前だとおもっているから。
言うまでもなく、私はお金持ちではないので、今の私が出来る範囲で、大切に暮らしたいと思っています。
そんなコトを思いつつ、久々に名古屋に帰ってきて、『鉄板ナポリタン』食べました〜
育った地域のソウルフードって、やっぱり嬉しいです(^○^)
毎日の食事は、食べたモノ以上の栄養がある。
作り手の想い。地域への想い。旅のワクワク。様々なヒトとの出会い。
出来るなら、あれはダメこれはダメとせず、楽しんでゆけたらいいです。
しかし、考え方の土台は大切だと思う。
ほどほどに。
大切なのは『バランス 』です。
毎日鉄板ナポリタンでは困るんです(^_^;)
体調を壊した時には、『なぜこうなったか?』とあれこれ考えても言うほど分からへんので、ひとまずなるべくゆったりの呼吸を意識して、なるべくよく休み、動ける分はよく動くコト。
『私はなぜアトピーなのか?』そればかり考えた時期もありましたけど、それはあんまり役に立ちませんでした。
今は、いかに楽に暮らせるかと思って、日々の体験を積み重ね、学びを深めたいと思ってます。
多くのいきものは、『明るい方』を目指すんです。
良くなる良くなる必ず良くなる!
明るいほうへ。
あたたかいほうへ。
気持ちよく過ごせますように。
ありがとうございます。
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