闇サイト殺人事件の10年@同じ空を見上げて。

日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)

 

今日。

年末にふと見かけたテレビ番組の告知が気になり、暮らしているシェアハウス『stayわが家』のオーナーさとみんぬにお願いし、録画をしてもらっていた。

それをなかなか観る時間がなかったのだけれど、夕方、夜の仕事へ行く前に観せてもらった。

 

私の部屋にはテレビがない。

欲しくてもない訳ではなくて、あっても観ない、観る時間もないので、ないのです〜

 

『闇サイト殺人事件』の10年後。

この事件が私の故郷である愛知県で起こったコトもあり、当時はニュースで見て、こんなコトが起こるんだなあと思ったのを覚えている。

当時、31歳の女性。

お父さんが早くに亡くなり、母1人子1人で肩を寄せ合って生きてきたふたり。

なぜ、よりによってこの女性なのか。と思うけれど、運命なのかなんなのか、ホントに分からない。。。他のヒトであったら良かったというコトでもなく。

 

私は、9年前に母となった。

そして日々思うのは、子どもが生きていてくれる、しかもゲンキで居てくれる。これはもう、奇跡なんだと日々思うのだ。

私の所有でもなんでもない、彼女には彼女の人生があるのだけれど、とにかく生きて居て欲しい、と。

 

世には、不慮の事故や病気で、子どもに先立たれた方はたくさんいらっしゃるだろう。

私は何しろ、その方々が『生きている』コト自体が、なんてスゴイコトだろうか、と思う。

 

身を切られる想いだろう。

忘れるコトなど出来ない。

思い出さない日などないだろう。

 

10年ひと昔と言うけれど、まったく、昔にはならないだろう。

 

東日本大震災もそう。

家族に先立たれ、1人残った方など、どれだけ苦しいコトか。よくぞ生きていらっしゃる、と思う。ホントにスゴイと思う。

『スゴイ』というコトバがピッタリ合う訳ではないけれど、言いようがないのだ。ピタリとハマるコトバがない。壮絶だとの思いが募って、スゴイ、と。

 

息を吸って吐くだけで、精一杯かもしれない。

何をしてもそこには空虚さがあるだろうし、楽しいコトがあれば、なぜそこに家族はいないのか、と思うだろう。

思い出して、余計辛くもなるだろう。

 

大切なヒトが生きてくれている。

それ以上に幸せなコトって、あるだろうか。

 

ヒトはヒトによって生かされ、幸せになれる。

その幸せの糧を失った時、どうバランスを保ってゆけばよいのか。

 

そんなハナシをしたら、あるヒトに『じゃあ生きるコトをやめるの?』と言われた。

生きたくても生きられなかったヒトが居るのに、生きれるのに命を諦めても良いモノか、と思うのだ。

 

自ら命を絶つのは『病死』なんだ。と言われたヒトが居た。

好きで風邪をひく訳ではない。

好きで大病する訳でもない。

それと同じく、好きで死にたいと思う訳ではないのだからそれは、ひとつの病気なんだ、と。

だから、その末の自死は、病死なんだ、と。

そんなふうに考えるヒトもいるんだなあ、と思った。

 

私たちが生きている今は、誰かが生きたかった今である。

だから、今を生きる私たちは、命の限り生き、生きたくても生きられなかったヒトたちの命を思って生きるコト。

 

『死んだらどうなるんですか?』と弟子に聴かれたお釈迦様は、『そんなコトは死んでみないと分からない』と言われたそうだ。

そりゃそうだ。

それが真実なんだと、私は思う。

 

見えないモノが見えるヒトが居るだろうし、一般的に分からないコトが分かるヒトも居るだろうし。

それがウソかホントかなんて、どっちでも良い。

誰かが誰かに向けて判断するモノでもなく、個々の想いに、信念に従ったらいい。

ただ思うのは、必ず『ふたつひとつの理』だろうから、分からないヒトが居るなら分かるヒトがいるだろうし、見えないヒトが居るなら、見えるヒトが居るだろう。

どちらが多いかで『一般的』とされるけれど、必ず、そこにハマらないヒトが居るモノだ。

 

もし、大切なヒトを失ったら、聴いてみたいと思うだろう。一般的には聴こえないだろう声を。その想いを。

『ねえ、幸せだった?』って、確かめたくなるだろう。

怖いけど。

 

事件で亡くなったりえさんは、『生まれ変わったら空のようなものになりたい』と、生前に言っていたのだそうだ。

それを聴いてお母さんは、雨が降ると、虹を探すのだそうだ。

 

触れはしないけど、空よりはよく見える。幾重もの色が折り重なって、空に橋をかけているように。

そんな虹に出会えるたびに、娘が観ていてくれるんだと。

 

呼吸が苦しくなった。

カラダが重くなり、動けなくなった。

 

人生って、サイコーに幸せで、サイコーに辛いモノだなあ。。。

最愛のヒトに出会える喜びと、別れの辛さと。もれなく両方やってくるなんて。

 

どれだけに痛いんだろう。

察するだけでも苦しい。

お母さんは、いつも娘の存在を探しながら生きていらっしゃる。

スゴイ、ホントにスゴイコトだと思った。私に、それが出来るだろうか。

 

怖い。

とてもとても怖いです。

 

どうか、生きていて欲しいと、ゲンキでいてねと、いつも祈っている。

親ってホントに切ない。

 

 

ありがとうございます。

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