日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
今日は、親愛なる友、『さとみんぬ』コト堂脇さとみちゃんのバースデー。
彼女がやっているお店には、たくさんのお花が届いていた。
彼女は私にとって、暮らしているシェアハウスのオーナーであり、おうちカフェ『餅カフェわが家』のオーナーであり、私の奥さんだとも言っているヒト(笑)
とにかく、私にはめちゃめちゃ大切なヒト!!
誰より誰が、と比べるコトもないけれど、私にとっては、かなり重要な存在なのです。
豊富町へ移住して4年目となり、41歳になるけれど、ここで、こんなに深くヒトと近付けるとは、思っていなかった。
仕事柄、知り合いは多いと思う。
最近では、あちこち出掛けるたびに、『まなみんさんですか?』と、よく声をかけていただくようにもなった。
新聞でみました、facebookでいつも観ています、ブログ読んでます。など、いろいろと教えていただく。これもまた仕事柄、とてもありがたいコトであって、それもまた、幸せに思います。
仕事では、気持ちよく共に取り組める仲間にも恵まれています。プライベートでもこうして、存在自体を認め合えるヒトにも恵まれて、そんなたくさんの幸せを与えてくれた豊富町には、やっぱり、感謝しかない。
『感謝感謝とキレイごとばかり』と言われるのかもしれないけど、私には、キレイごとではないんです。
ただそう思っていて、そう思っているから、そう言っているだけで。
そのままやけども(笑)
『感謝すべき』とは、少しも思っていない。
ありがたいと思えないコトだって当然あるし、それはそれでよしで。
『もっと感謝しなさい』と言われたからと言って口にする『ありがとう』には、何の温度もないかもしれないけれど、私やさとみんぬがいつも言う『ありがとう』は、私たちの存在価値であり、存在意義であり。
何より、『皮膚疾患』という個性を持っているからこそ、でもあるかもしれない。
それは、私たちのいろんな側面のほんのひとつだけれど、それが日常に及ぼす影響は、やはり大きいです。
昨日のさとみんぬのブログを読んだ。
◎こちら『種』→★★★
分かりますか?
痒みの辛さ、その痛み。
経験したヒトなら痛いほど分かる、この苦しさ。
肌に何も触れて欲しくない、『浮いていたいな』と真剣に思う。
『裸で転がっていたい』と真剣に思うほどに、強い皮膚の炎症は苦しい。
そんな中、さとみんぬは今日もお店をやっていた。
息子の大和くんとは、バレーボールをしていたりする。
今日、仕事が終わって家に帰って、お店に顔を出したら、いつもの仲間が来ていた。
そこで、あれこれ話す中、『そんなにがんばんなくてもいいんじゃない?』という仲間のコトバに対して、さとみんぬが言っていたのは、
『辛くても、やれるコトはやっている、無理はしていないよ』というコトと、
『全部を投げ出したい気持ちはどこかにあるけど、ただじっとしていて1ヶ月で楽になるとしても、ぼちぼち生活をこなしつつ3ヶ月で楽になるなら、それでいい』
と。
もちろん、先など分からない。
でも、そんな時こそ、私たちには『豊富温泉というお守り』がある。
彼女は朝に晩にと、湯治に通っていて。
そこのチカラを信じているから、豊富温泉のチカラを信じている自分を信じているから、大丈夫、と。
確かに、『安静に』とは言っても、生活があり、彼女には子どもがいて、母子ふたりで暮らしているから、ただ裸で寝転がっている訳にはいかない。
それは、大変なコトでもあるけれど、活力にもなっている訳で。
今日、千歳市にて暮らしている友達のfacebook投稿に、『痒みのない世界に行きたい』と書いてあった。
彼女もまた、アトピー性皮膚炎に苦しんだひとり。
今は安定するトコロまでたどり着けたが、やはり、夏の汗は辛いそうだ。
アトピー性皮膚炎って、ホントに辛いんです。
私はというと、今は炎症に苦しむコトはなくなった。その恐怖の傷も癒えた。
ありがたいと思う、ホントに。
しかし、痛み苦しみは分かるし、体質としてある以上、『メンテナンス』は常に大切だと思っている。
基本、やりたいコトしかやっていないけれど、しがらみ的にやりたくないと思うコトも当然にして、ある。命がNOと言うのに動くと、けっこうな痛手になる。
それが私の『弱い部分に出る』のは当然で、そことどう向き合うのか。『ストレスマネージメント』こそ大切なバランスやと思う。
そんな中、豊富温泉に全国から訪れる湯治療養の方にお会いするたびに、痛みに触れている。あーだのこうだの言わなくても、分かる。
だから、私は私にさせていただけるコトとして、『ヨガクラス』を担当させていただいている。
食生活が、運動が、という、断片的なコトではなく、バランスが大切やし、命って、そんな簡単なモノでもないと思う。
メンタル面も大きく関わってもくるのやし。
先日、京都を拠点に『アトピー改善アドバイザー』として活躍しているくわっちコト桑野やすしくんのブログを読み、私も同じく、胸がうずいた。
◎こちら→★★★
このコメントをした方の気持ちは、ホントによく分かる。
くわっちが寛解したのは、ステロイドを2年しか塗ってないからでは。とか、運良く道が開けただけだ。とか思うの、よくよく分かる。
かつての私も、そう思っていたから。いつも必死になって、理由を探していた。苦しいから。逃げ場がなくて。
ヒトのせいにもしたし、自分の人生自己責任!と、丸ごと受け止めるコトは出来なかった。
そんな、いろんな複雑な想いを抱えて、受け止めて、消化して、やっとこの今だ。
くわっちのように、誰かの勇気になると言うコトは、同時にこういった想いも受け止るコトでもあると思う。
それをまた、くわっちが受け取るかどうかはくわっちの選択だけれど、彼は彼なりに、こうして受け止めて、想いを返している。
ただ言えるのは、『治ったヒトが頑張ったヒトで、治ってないヒトが足りないのではない!』と言うコト。
アトピーを苦にして命を絶つ方がいるのも事実、それほどにアトピー性皮膚炎という症状は辛いモノであると言うコト。
さとみんぬのように、日常生活に何も支障がない生活をしていたのが、転げ落ちるように大悪化したりもして、根気よく湯治療養していても、なかなか手こずるコトだってある。
結局、『治ったら何をしたいか?』と希望を持つコトも大切やけども、『命があり、生きている今この時が何より大切』で、それを飛び越して、次には行けない。
くわっちが言うように、大きな山を越えたからこそ思うコトとして『治すコトばかりにとらわれないコト』も大切。
治さなくても良いのではなくて、治るようになれば治るから、と。
それがいつかなんて、分からない。だからまずは、今の在り方に意識を向けてみよう、というコトだ。
しかし、24時間痒みとの戦いでは、意識もヘチマもない!
だから、豊富温泉のような場は、その場をしのぐにはもってこいやし、豊富温泉をうまく活用しながら、バランスよくを目指している方も多数いらっしゃる。
さとみんぬがステキなのは、お誕生日にあんなにたくさんの花が届く人柄やから。
そして、焦ってもしゃあないと腹を決め、じっくり自分と向き合っているコト。
今の状態やから出来ないコトもあるけど、それと同じく、出来るコトもあるのやし。そこにちゃんと意識があって、基本、『深呼吸出来る状態』が彼女にはあるってコト。
何がどうあれ、慢性疾患となれば長期戦だ。
ある朝消えてなくなっていたを目指すのは、あまりに無理がある。
そんな中、いかに『穏やかに過ごすじかんを作れるか』、そして『呼吸の質をあげるコト』は、かなり大切ではないかと私は思う。
さとみんぬは、いろんな方から教えてもらったコトも、あれこれ確かめている。
鵜呑みにせず、疑わず、確かめてみる。これは、大変な中にもゆとりが持てているから、やろうと思う。
痛みがあるから、『種』に気付ける。種に気付けると、根本的な解決につながる。
だって、根本にあるのは、種だから。命の源。
今目に見える皮膚症状は、そのひとつのプロセスに過ぎない。
大変なんやけど、痒いけど、辛いけど、苦しいけど。
さとみんぬ、お誕生日おめでとう。
素晴らしい一年でありますように。
お花を贈ったけれど、何より届けたいのは、私の気持ちです。
私は、さとみんぬという友に恵まれ、めちゃめちゃ幸せです。ホントに、ありがとう。コトバにならんほどの想いやけど、年に一度、ココロを込めて。
仲間って、いいね。
豊富温泉、豊富町、ありがとねーーー!!
ダイスキ♡
ありがとうございます。
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