日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
私は、小さな頃からアトピー性性皮膚炎でした。
が、小さな頃と言うのは、親がそう言うのでそのまま言っていますが、自分の記憶は定かではないし、細かくはよく分かりません。
自分でも記憶にあるのは、小学生の頃から。
高学年になると、症状がとても悪くなり、クラスの男子からは『ボロボロ』と呼ばれたり、まわりの大人からは『大丈夫?』と、気の毒そうに言われたのは覚えてます。
そして小学4年の時、近所に住むクラスメイトのお母さんが看護師で、『そんな皮膚症状は薬をつけたらすぐ良くなるから病院へいらっしゃい』と言われ、ステロイド皮膚薬を使い始めました。
ただ、今になって良かったと思うのは、私はよく言えば『おおらか』、悪く言えば『テキトー』で、細かく何かをするというのが、子どもの頃から出来ませんで。
それもあって、こまめにせっせと薬を塗るコトはせず、目に見えるトコロにだけ、気になれば塗る、という程度でした。
が、高校生になれば内服薬も出されて飲んでいて、それはもう、ステロイド薬の長期使用 。すっかり依存しきっていました。
しかし、散々苦労した今でも、ステロイド薬が悪い!とは思っていないです。ただ、長期使用は控えたらよいのだ、と言うコトで。
がしかし、皮膚科学会が『標準治療』とする『アトピー性性皮膚炎にはステロイド薬で治療を』というのは、そんなに上手くはいかんのではないか、と思うのです。
少なくとも、私のように上手くいかなかったヒトがいます。
最初にはランクの強い薬を使い、一気に炎症を抑える。そこから皮膚の状態を見ながら、だんだんと軽いランクに下げ、ある程度落ち着いたら保湿剤に切り替えて、様子を見てゆく。
もしこれが上手く行くのなら、こんなに豊富温泉に困り切った皮膚疾患の患者が、次々に訪ずれるコトはないのではないか、と。
そして命は、『1+1は2です』とは解決しないコトばかり。
一度背負った恐怖体験は、そうそう簡単になくならないし、メンタル的に不安定となれば、肉体的にはオッケーでも、なかなか上手く進まなかったりする。
ココロとカラダのバランスをとろう。と、言えばそれだけのコトであるけれど、これ、けっこう奥深い部分であり。
そして今、私自身の選択は、良い悪いの判断ではなく、自分で望んでステロイド薬を使うコトはしていない、というコト。
命のチカラを信じたいんです、私。
アトピーに翻弄された人生であり、巡り巡って日本最北端の温泉郷『豊富温泉』に辿り着き、今はこうして穏やかに幸せに暮らす日々があります。
こんな人生があってもいいじゃん、と思うし、ようは、自分が生きたいように生きたら良いわけで、治療法も自分で選択したらよい訳で。
そう思うと、『なぜだろう?』と疑問に思うのは、なんで『アトピー性性皮膚炎の治療はステロイド薬で』と、皮膚科学会が決めるのだろうか?というコト。
たとえ時間がかかっても、じっくり向き合って行きます、しかし、感染症になった場合はぜひ診てほしいです。
豊富温泉を試してみたいと思います。温泉という、日本古来からある素晴らしい叡智のチカラを借りながら、自分の命のチカラを信じてみたいのです。
こう言っている患者に、もしステロイド薬は怖くないのだから使いなさいと諭すドクターが居たのだとしたら、それはなぜなんだろうか?と。
私は今、おかげさまにて、アトピー性性皮膚炎の症状で悩まされるコトはないです。
たまに、頰が痒くなったりするコトがあると、その痒さだけで大変だと感じる。その時に思うのです、よくもまあ、あんなに辛い症状を乗り切ってきたもんだ、と。
もう、痒みって、すべてが壊れてゆくんです。グチャグチャになる。
だから、そんな時にステロイド薬を使いたいと本人が望むなら、使ったらよいです。そして、その症状に合うランクのステロイド薬を処方していただけたら、それはとてもありがたいコトで。
しかし、本人が望まないのなら、それはまったく必要のないコトです。言うならば、いらんお世話だ、というコト。
しかし、いわゆる『脱ステロイド』をすればアトピー性性皮膚炎が良くなる。訳ではない。
たまたま私は、『脱保湿』をしたコトで、皮膚が強くなり安定しました。が、これがみんなにとって有効かは分からない、むしろ保湿をしっかりしたほうが落ち着くというヒトがいて、当然じゃないか、と。
大切なのは、よくよく学んで、実際に取り組んでみて、焦らず急がず、じっくりと向き合って行くコト。
何十年も付き合ってきたんやもの、今日明日どうこうしようと思うコトがそもそも不自然。
そして、それは排除するコトではなくて、今はこれも含めて自分だと認め、そこにくつろげるようになれば、次の段階に進めるのではないか、と。
そんな中にきっと、豊富温泉のチカラを借りる価値があります。
ひとまず痒みがおさまるといい。夜眠れる状態にまで回復してから、これからどうするかと考えられたらいい。
私は勝手にですが、いつも言っています。
『豊富温泉は雨宿りの場所』だ、と。
軒先に入り、ひとまず雨をしのげる。もしまた軒先から出たら、大雨に降られるかもしれないけれど、多くのヒトにとっては、ひとまず雨をしのげます。
そんな状態の中で、様々なヒトから体験談を聴いたり本を読んだりして、ゆっくりお茶でも飲みながら、焦らずこれからを見据えてゆけたら。
豊富温泉がたくさんの皮膚疾患で苦しむ方にとって、そんなゆったりな場所であったら嬉しいな、と、私はいつも思っています。
そんな豊富温泉の日々の中で、私はヨガ教室を担当させていただいていますが、まさに、『自己とゆっくり向き合う場所』として、場を担当させていただいています。
『教える』というコトではなくて、『共に居る』という感じ。
90分という、長いようであっという間のじかんに、お届けしたいコトはたくさーんあります。
それを、ご参加してくださった方がどう受け取ってくださるかは皆さんそれぞれ。
押し付けるつもりはまったくなく、よければ選択肢の一つにしてみてくださいね。という感じです。
先日のクラスの様子。
毛管運動。浮腫みの予防改善、冷え症緩和にも有効です^ ^
赤ちゃんのポーズ。背中の力みが外れやすくなります。背中に疲労を溜めない、これすごく大切です^ ^
そして、長い長い前置きから始まり、ここからが本題です!
って、こんなの前置きって言わなーい(笑)
情報を得るコトは、やはり大切。インターネットは便利だけれど、やはり、流れていってしまうと思うのです。
私は結局、とてもアナログさんで、やっぱり紙がいい❤︎
電子書籍は便利なんやろうけれど、ペラペラとめくりたい〜
メルマガより、郵送で届くほうが安心したり、大事に読もうと思ったり。
手間って、『熱量』だと思うのです。
手間がかかり、大切に作られたコトが垣間見えるモノって、粗末には出来ない。
たとえばこの会報誌です。
あとぴーフリーコム。今回送られてきたのが、34号です。
はい、これ今日の本題です!やっと出てきた^^(笑)
28ページ。
読み応えあるし、どっしりです。読みものとして、とても価値のあるモノだと思います。
私は、いつから読ませていただいているかな。
豊富温泉にご縁をいただいてからやったろうか。そしたら、もう4年目となるんですね。2回くらい、記事を書かせていただきました。
この会報誌は年に3回届きます、2007年から、このフリーコムの活動は始まったと聴いています。
いつからか、手刷りでなく業者印刷になりました。先月号かな、先々月かな。いい加減でごめんなさい。
家に帰ったら、過去号を確認してみます(笑)
いろいろ様変わりしても、それでも変わらず、編集者の様子が見えてくるんです。
会報誌発送時には、東京のボランティアセンターに集まれるヒトが集まって、発送作業をお手伝い。その作業の後には、デニーズでお茶タイムがあるそうで。
Skypeでお願い、メールしますね、とばかり言っている私です。
だからこそ、こうした手作業に惹かれて、感謝が募り、大切に読ませていただいてます。
もちろん、これからもSkypeを使い、SNSに発信し(まくり!)たい。
便利にデジタルを使ってゆきたいですが、やはりその中で、常に生身のヒトの存在を感じていたいと思うのです。
今月号には、豊富温泉の保健師さんが、湯治留学制度を始めた豊富町についても書いてあります。
思えば『豊富温泉』は、毎号に登場しているほどです。
このフリーコムを介して、豊富温泉を知ったという方も多いんでしょう。
こうして、共に痛みを背負う人たちが出会い、繋がるコトが出来て、荷が軽くなったり、痛みが癒えてゆく。素晴らしいコトです。
答えは自分の内側にしかない。
決断するのは自分です。
でもそんな中に、やっぱり何より大切なのは、まわりの理解、サポートなのやと思います。
家族だけでなく、様々な『斜めの関係』が広がると、それは大きなチャンスに、大きな飛躍にもつながるのではないか、と。
自分のブログ記事なのに、『この場を借りて感謝します』は、おかしなコトかな(笑)
ありがたい会報誌です。
あとぴーフリーコムの皆さま、安心感を、絆を感じてます。
いつもありがとうございます。
アトピー性皮膚炎は大変だけども、それを良かったと思えたならば、よく乗り切ったと自分を褒めてあげれたならば、スゴーイです。
私はこの疾患に育てられました。おかげさまで、素晴らしいご縁となり、ここ素晴らしい豊富町に住んでいます。
幸せ〜╰(*´︶`*)╯♡と、心底思う毎日があります。
ありがとうございます。
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