日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
今日は、日本最北端の温泉郷『豊富温泉』にて、パーソナル運動指導での出来事を。
ある男性。
仕事が激務過ぎて、アトピー性皮膚炎が悪化してしまい、療養中。『これからどうしようか?』といくら考えようにも、『自分がそもそもどうしたいか?』が分からない。
体力もすっかり落ちてしまい、1日2回温泉に入るも、それもまた疲れてしまう。
地元で診ていただいていた漢方外来では、『気虚』との診断、腎臓がすっかり弱り切ってしまっていると言われ、ショックを受けた、とのコト。
珍しくはないです。
よくそんな状態の方が、豊富温泉のような湯治療養施設にはいらっしゃるのだろうし、そもそも、『半病人大国』なんて言われるこの国では、『命の強制終了がかかる寸前』と言う方が増え続けていると言われています。
何とかかんとかと日々をやり過ごし、しのいでいる状態。
やるべきコトは山ほどあるが、やりたいコトを楽しむ時間は、ほぼない。
最初のうちは、休みの日にはこれをしよう、あれをしようと考えていたが、そのうちには、そのゆとりが全くなくなり、考えるというコト自体を忘れ、『趣味』などという余暇については、ゆとりがなさ過ぎて、それそのモノを忘れてしまう。
と言った感じ。
私のように、好きなコトが仕事であれば、年中仕事でも良い訳です。私は、1年360日くらいは仕事でもいいかな、と思ってます笑
しかし最近は、月に一度くらいは何もない日を作ろうと意識し、休みの日には、ボーッとしたりもしてます。
溜まった本を少しずつ読んだり、お茶一杯、を味わっていただいたり。
そして、『あ〜こんな時間もいいなあ、必要だなあ』と思う訳ですが、週に2日の休みなどは、全く必要ない!
そんな時間があれば仕事したい!と、結局は思う訳です笑
ヨガを学ぶコトが、伝えるコトが楽しい、幸せです。
『ホントに好きなコトは趣味にしておいたほうが良い』なんて言うけれど、ホントに好きなコトでないとそこまでは頑張れない、と言うのもある。
私は、後者なのです。
だから、ヨガを仕事にし、学び深めております。
結局どうするかは個々の想いだけれど、そもそも、自分がどうしたいか?が分からなければ、そもそも、何をどうするかも進まない。
そんな時、どうしたら良いのか?
ひとまず分かりやすく、具体的に毎日やるコトを決めてしまう。たくさんでなくても良いから、3つ。
自分で決められないのなら、私のような運動指導者がメニューをご提案しても良いのだとも思います。ご本人がそれでオッケーなら、ひとまずそこから。
そこで、
①朝はきちんと起きるコト
②午前中のうちに最低15分は歩くコト
③カラダをよくほぐすコト(具体的なメニューを提示)
1日最低でも『30分』は運動をするコト。規則正しい生活を身につけて帰るコトが出来るように。
この具体的なメニューのご提案は『相手に合わせて変わる』訳ですが、今回はこんな感じになりました。
そして大切なコト。たとえやれなかったとしても自分を責めないで、やってみて大変なら、またそこでやり方を変えたら良いんです。
とにかくいろいろ、やってみる〜^ ^
お話をさせていただいて、15分歩いていただいて、最後に、腎臓のお手当をさせていただきました。
とてもシンプルなコトです。『腎臓にあたたかい両手をそっとあてる』。
これ、冬になると、よくさせていただきます。
よくこんな図解を観たりするかも知れないですが、これだと、立体的なカラダ、その中にある腎臓が、果たしてカラダのどのあたりにあるのかがよく分からない(・・;)
骨盤もそうだけど、平面に書かれた図を観て、立体的にイメージするのって、けっこう難しい(・・;)
それならば、子ども向けの教材で充分だから『立体パズル』なんて、ホントに分かりやすいですよ。
平面ではなく立体でカラダをみるって、大事と思われます。
いろいろ知りたい、書いてあるからと難しい教材を買ってしまうから、結局分かりにくくてイヤになる( ; ; )
私は、全く知らない分野であれば、なるべく子ども向けの教材を探すのです。
◎例えばこんな感じ→★★★
子ども向けって、広く全体像が見えるように書いてあるなあとも思うし、『ふりがな』があるし、読み終わるのにそれほど時間がかからないから、イヤにならずに読み切れる!
腎臓のハナシに戻りまして〜、やっと本題です(^_^;)
うつ伏せ。2,3分、ゆったりと呼吸していただきながら腎に手をあてさせていただきました。
そして、ゆっくり起き上がって座っていただくと、あら!?
目にチカラがある!
しっかりした目つきに変わりました。
ご本人も実感したようで、『あれ、何だか楽ですね』と。
弱っているからこそ、変化が分かる。
やはり、ピンチはチャンスなのであります!
辛い時こそあたたみが伝わるモノだし、味わえると言うモノ。
そして、男性が言われました。
『お手当って、ホントに手をあてるコトをするんですね、知りませんでした』
と。
そうなんですよ〜!!
地道にでも広げてゆけたらいいです。
お手当のある暮らしを。
大切なヒトに優しく手をそえる習慣を。
ありがとうございます。
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