競争率1.0倍の地域の無限なる可能性。

日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(^^)

 

競争率1.0倍の地域。

先日。

ある方からこんなハナシを聴いた。

『ビジネスチャンスは競争率1.0倍の地域で狙うと良い』と。

確かにそうだなあ、と思ったんです。

 

たとえば『ヨガ』という世界だけ覗いてみても。

いわゆる都会では、『しのぎを削る攻防戦』と言えるような状態なんだろうと思う。

そして、『外向的なヒト』が分かりやすく活躍しているのが今の時代。

何度も言っているし書いているけれど、私は超絶『外向的』だろうと思う。

そして、そんな私を支えてくれ大きなチカラを与えてくれるヒトの多くは、『内向的』なヒトが多い。

結局はすべてが『バランス』の上に成り立つと思うから、何をするにも、上手く成し遂げてゆくには『両側の質』が必要。

なんだけれど、ひとり勝ちしているように見えるヒトの多くは、発信が得意でハナシが上手で文章が得意で、というヒトが多いのではないかと思う。

私は、『沖ヨガ』という地味なヨガを学んでいるけれど、多分、私の発信は明るい。

私自身の温度がそもそも高めというか、静かにしているつもりでうるさいような感じなので(・・;)、地味であるコトをむしろ『強み』にしたらいいと思っているし、明るく楽しく学ぶイメージを届けられているのではないか、と、勝手に思っている。

(ヒトの評価を基準にすればいろいろ見方は変わると思うけれど)

私は、発信が苦手で裾野はなかなか広がっていないけれど、素晴らしいヨガの先生をたくさん知っている。

意図的に発信などせず、固定客をグッと引き付けている頭脳的な先生もいらっしゃる。それはそれで、素晴らしい才能、技術と戦略だと思う。

(ヨガと言う世界において『戦略』というコトバはミスマッチだと思いつつ、あえてそう書いてます)

 

そんなコトを考える中で、都会と田舎の違いと言えば。

都会は当然、人口密度が高い。なので、同業者も多い。

すると、不必要に『触ってしまう』コトもあるだろうし、それによって調和も起こりやすいけれど、不和も起こりやすいんだろう。

都会には、たくさんの選択肢がある。だから、ビジネスチャンスも多いと感じるんだろう。

でも結局は、そのヒト自体が持つ『チカラ』なのだろうと思う。

人間力、適応力があれば、都会でも田舎でも同じく、活躍する場が広がってゆくのだろう、と。

がしかし、やっぱり都会では、密度が濃く、流行り廃りも激しいから、バランスをとってゆくのには相当のチカラがいるように思う。

純粋にヨガをお伝えしたいと思って始めた活動でも、集客に苦労し、開催場所に苦労し、となってゆくと、そこに疲れてしまったり。

自らヨガを実践するチカラと、そのヨガを他に届けてゆくチカラは、全く別の技術であると思うから。

 

結局、『多面的に動ける』コト。

『総合力』により、結果が出るのではないか、と。

 

そこで。

じゃあライバルの少ない『田舎』でビジネスチャンスを狙うのはどうか?となる。

それが競争率1.0倍だろうし、必要なヒト・コト・モノを必要な地域へと偏りなく届ける、というバランスでもあるだろうし。

その地域にて、最初の一歩を踏み出す。これ、もしかしたらその地域の未来を大きく変えるかも知れません。

 

それって、まさに私のコト?

結果的に、そうなんだろうと思う。

私は、ビジネスチャンスを狙って北海道へ移住した訳ではないし、お金と言うひとつの資源は大切で、決して邪険に扱うモノではないけれど、ガツガツ儲けるコトを考えているかとなれば、まるでない。

すべては『循環』だから、本業であるヨガを始めとした運動指導で実入りが多くなってゆけば、その分、地域貢献として使う時間を持てる。

時と場合によっては、交通費だけでと言って出張クラスに出かけられるゆとりが生まれるし、そりゃあもちろん、ゆとりはあったほうが良い。

何事も、『循環の良さ』は大切だと思う。

時の流れもそうだし、カラダもそうだし。

世の中で行われているコトのほとんどは、お金があるから出来るコト。あったら良いと思うけど実現しない・出来ないのは、お金と言う資源が不足しているから、という場合がほとんど。

夢や希望は大切だけれど、それだけでは暮らしてゆけないのが現実。

私は、夢や現実を糧として、いかにひとつずつでも可能な限り実現してゆけるかが、ホントのチカラなんだと思っている。

そんな中で、出来るなら黒字であったほうが良いし、たとえ赤字であっても、せめてこの先トントンを目指してゆけたらいいし、いずれは黒字を目指して考えると言うのが、妥当なんじゃないか。

『損して得取れ』と言う。

点で観れば赤字でも、線で観れば黒字化してゆけるなら、それもまた素晴らしい戦略なんだろう。

自分の想いを持っての『投資』なら、いくらでもしたら良い。

節約はすれば良いけれど、お金って使うためにあるもの。ただ貯め込むためにあるのではないと思ってる。

ヒトという資源も、コトという資源も、モノという資源も、どれもこれも使って生かしてこそ、だと思うから。

教えもそう。

素晴らしい講座をいくら受講して知識を増やしても、それを生かし、自ら動いてゆくチカラにしてゆかなければ、その知識は埋もれてしまうばかり。

それは、非常にもったいない。

 

地方創生とは?

いつしかスローガンみたくなっている、地方創生。

最近はもう、過去になりつつあるのかも知れないかな。

これはまさに、必要な地域へ対してまんべんなく配るための政策であれば良いのに、と思う。

『頑張る地方を応援します!』なんて言ったって、『観たコトもない聴いたコトもないコトを都会の標準に合わせてやってね』なんて言ったら、そんなの無理に決まっている。

私はそれを、いわゆる田舎と言う地域に移住したコトで、痛いほどに、肌で感じている。

それは、田舎が『遅れている』のではない。

全く、ない!

人々が住まう地域にはそれぞれ『質』がある。

そこです。

ヒトという資源が豊かな都会と少ない田舎を同じに考え、一緒くたにして考えるコト自体に無理がある、というコト。

都会で決められた政策に、雪国でどこに行くにも遠いい、情報も伝わりにくい、交流人口も伸びにくいような地域である、ここきた北海道が、上手く乗っかれるのだろうか、と。

そもそも、乗っかる必要があるのか?とすら思う。

例えて言うなら、外向的な都会と内向的な田舎では、全くをもって質が違う。スピード感なんて、ビックリするくらい違う。

一駅ごとに停まるようにして住まう地域に、いきなり新幹線を持ってきたって、そりゃあ上手くいかないさね〜

(〜さね。という北海道の方言です笑)

それが、予算ありきの事業はダメだとか、何かするとなれば都会のコンサルタントさんにお願いするのがよくあるパターンとか、かえって、『歪み』を作ってしまっているのかもしれない。

なーんて、あれこれ書いておきながら。

私は、難しいコトは分かりませーん。

(じゃあ書くな!とは言わないで笑)

そして最初に戻るのですが、『競争率1.0倍』とある方から聴いた時、それが実現したら素晴らしいなと思う。それを地方創生とするならば、ホントに素晴らしいなと思った。というコトなんです。書きたかったのは。

 

都会に数多いるヨガインストラクター。

謙遜でも何もなく、故郷である愛知県にいた私は、無名であり、地味に活動するインストラクターだった。

愛知県に居る頃から私は外向的だったし、多分それなりに発信力もあった。

でも都会には、そんなヒトが五万といる。

そんな中を、かいくぐるようにして私が仕事の幅を広げてゆくならば、それなりに労力が必要だし、最初にも書いたように、不必要にヒトと肩がぶつかるようなコトもあり、いろいろと大変でもあって。

そんな中、たまたま『アトピー性皮膚炎』の湯治療養で日本最北端の温泉郷である豊富温泉を訪れ、そのご縁で移住するコトになり、結果的に、この地を拠点に運動インストラクターとして活動するコトになったのが、今の私です。

これは結果的に、競争率1.0倍の地域だったと言うコト。

その1.0倍を肌で感じながら活動している現実が、ここにはあるのです。

 

北海道には、179もの市町村がある。

調べようがないのだけれど、179市町村のうち、ひとりもヨガインストラクターがいない地域は、どれくらいあるんだろう?とよく思う。

札幌、旭川、苫小牧、函館、富良野、とか。ここへ移住する前から知っていた地域には、間違えなく、ヨガインストラクターがいると思う。つまりそこは、競争率1.0倍ではない。

私が豊富町へ移住した6年前、豊富町にヨガインストラクターはひとりもいなかった。そして今も、私が知る限り、ひとりもいない。

6年もの間、この地で活動してきて、仲間が一人も増えない、競争率1.0倍の地域。

それはつまり、この町でイチから学び、経験を積みながら活動してゆくのは相当困難である、というコトを教えていると思う。

私自身、故郷である愛知県で10年の活動経験があるから、今ここで出来ているコトばかり。

ここに来てから広げた学びもたくさんあるけれど、それはそれは、時間もお金もたくさんかかっている!

この地域から何かを学びに出かけて行くのは、大変なのですよ〜

日帰りで行ける場合なんて、ほとんどない。冬季だと、飛行機欠航との戦い!(笑)でもあって。

とにかく、大変だよ!!というコト。

でも、だから、同業他社が増えない。そして、私自身が出す企画や活動が通りやすく、浸透しやすいというメリットがある。がしかし、ひとりしか居ないという責任感は相当大きい。

さて、『どちらが良いだろうね?』というコトになる。

 

私は。

間違えなく、ここ日本のてっぺん・きた北海道で活動させていただけている今に感謝しているし、充実感もある。

達成感はどうだろう?

何を得て、何を伝えて、どこに到達点を求めてゆくのか?まだまだ試行錯誤中だし、いろんな意味で、まだまだだと思っている。

がしかし、それなりに生計は立てていられている。

少なくとも、毎月のクレジットカードの支払いは滞ってはいないし笑、日々の暮らしに困ったコトも、ありがたいコトに今のところはない。

私のような、『健康づくり』に貢献したいというフリーランスの運動インストラクターが生計を立ててゆける地域が、北海道中に広がるといいな、と。心底思っている!とても強く!思っている。

大儲けは出来ないだろう。

私自身は、全くそれを望んでいない。

大儲けしたいなら、絶対都会に出たほうが良いに決まってるとも思うし。

でも、かけがえのない『軌跡』のようなモノを残してゆけるんじゃないか、とは思っています。

『ゼロをイチにするチカラ』

それを磨いてみたいヒトには、いわゆる『田舎』という地域は素晴らしいかもしれないです。

 

結論。

私は、いつまでここに居られる。という確約は、ない。

故郷には家族がいて、私一人の想いだけで動けないし、動かないとも思う。

それでも、いわゆる『腰かけ』のつもりは少しもなく、毎日毎日、ひとつひとつ関わらせていただく事柄に全力で取り組ませていただいている。

それが、私なりの筋の通し方。

この地域に混ぜていただけた感謝を、日々の活動というカタチでお返しする術だと思っていて。

日本のてっぺん・きた北海道発。

この地域にある素晴らしい資源の素晴らしさを、どしどし発信してゆきたいと思っている。

『私』と言うひとりの資源を、ぜひともどのようにでも上手く使っていただけたら、とも思っている。

(使い辛いとよく言われますが、なぜなんでしょうか?笑)

結局、自分のコトは自分で決める。

(あ、だからですかね^^;)

どこで暮らそうが、何をしようが、自分は自分を貫けばよいと思う。そんな自分を支えてくれるヒトやチカラは、規模は違えど、都会にもあるし田舎にも同じくあるハズ。

ただそんな中、ここに移住して暮らしている私の実感として、『競争率1.0倍の田舎ってまあまあ面白いよ』と思う。これが結論です。

 

拠点を変えるなら、まあまあの覚悟がいる。

がしかし、腹を決めたらあとはやるだけ。

私はこの地域で活動すると、腹を決めた。

役にも立ちたい。

だから、迷いはない。

 

私のように、都会から田舎に拠点を移すヒトが増えたらいいのにな、日本!と思ってます^ ^

そんな、ぼんやりとした結論であります笑

あ。

競合他社が増えなきゃいいな、という希望は全くないです。そんな考えなら、そもそもやれないだろうし、続かないだろうし。

自分の陣地を守る・広げる策を練っているのでは、まるでもって、ない。

 

民間力が増える。競合他社が増える。もし、きた北海道にそれが実現出来たら、ホントにスゴイ。

そしたら、JR北海道も『宗谷本線』を廃線にすると言わないだろうし、御の字ですよね。

 

 

ありがとうございます。

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