日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(^^)
先日、山梨県北杜市にある『増富温泉』へ行ってきました。
◎増富温泉滞在記2018年5月①→★★★
◎増富温泉滞在記2018年5月②→★★★
今日は第3弾、増富温泉で開催していただいた『ヨガ教室』の様子です^^
今回は、増富温泉にある『不老閣』さんというお宿にて。
不老閣って、なんてステキなネーミングでしょう!

◎不老閣HP→★★★
こちらのお宿、今回初めて行かせていただいたのですが、まず、増富温泉にある各お宿さんは、私が行かせていただいた2018年の5月現在、『日帰り入浴』を受け入れしていません。その代わりに、日帰り入浴施設である『増冨の湯』があります。

こちら、不老閣のHPに掲載されている温泉の写真なのですが、これを初めてHPで観た時、ぜひ入ってみたい!と思ってました。
がしかし今回、女将さんに『ぜひお風呂に入って行ってください』と声をかけていただいたにも関わらず、クラスが愛知県に帰る日だったのです。時間が足りず、今回は温泉をあきらめました(´;ω;`)ウゥゥ
次回こそ!!
私の活動拠点である豊富町にも、『豊富温泉』という皮膚疾患に有名な温泉地がありますが、ここには湯治療養の方のための総合窓口があり、初めていらっしゃった方への入浴の説明や、滞在中の方のサポートやレクリエーションとしてのイベントなどが開催されています。
◎豊富温泉コンシェルジュデスクHP→★★★
前回、去年の秋に初めて増富温泉を訪れた際、増富温泉にもたくさんの温泉療養客が訪れているけれど、湯治療養専門の総合窓口がない、というのを聴き、初めて訪れた方や滞在中で少し困ったコトがあった場合などはどうされているのだろう?と思いました。
と言うのは、私自身、初めて豊富温泉を訪れた9年前には、豊富温泉にも湯治療養の方のための窓口がなく、私はすでに滞在してらっしゃる湯治客の方にいろいろを教えていただき、なんとなくこんな感じかなと思いながら湯治をしていました。
今になれば、最初にガイダンスがあればもっと早く分かったコトもあったと思うし、やっぱり、地元の人間ではないヒトが多数訪れる地には、観光案内所があればよいのと同じく、湯治療養者が多いのなら、湯治客用の窓口があったほうがいいだろうな、と思ったのです。
しかし、日帰り入浴施設である増富の湯のスタッフさんが、とても知識豊富で、観光案内からお湯についてのサポートまで、きちんとされている場面を何度もみました。
ここはスタッフさんの意識が高く、湯治療養でいらっしゃる方の事情や状況もよく分かってらっしゃる。総合窓口はなくても、こうしてサポートする体制を作っているのだな、という印象でした。
◎増富の湯HP→★★★
そして、ハナシを戻して『不老閣』さん。こちらも同じくでした。いや、もっと凄かった!
閣主も女将さんも、温泉についてしっかり学ばれ、知識経験が豊富。閣主さんは、『温泉入浴指導者』の資格も持っていらっしゃり、初めてお宿を訪れた方には、個別カウンセリングがあり、ラジウム泉の基礎知識から推奨する入浴方法まで、きちんとレクチャーがあるのだそうです。
それで分かりました。
これだけしっかり受け入れ態勢を作っているからこそ、日帰り入浴までは受け入れきれないのだな、と。
いくら泉質が素晴らしくても、やっぱり入り方次第で効果は変わるのだろうし、経験豊富な方だからこそのサポートがあるのだろうし。
増富温泉は、豊富温泉と違って命をかけた疾患の方が療養に訪れていらっしゃいます。『ガン』の方がイチバンに多いそうです。そのほかにもリュウマチやアトピー性皮膚炎の療養の方もいらっしゃるそう。


宿泊させていただいていた『渓月』さんから、のんびりと歩いて『不老閣』さんへ向かいました。

滞在中、ホントに素晴らしいお天気に恵まれ、どこを観てもどこを撮っても、美し過ぎる景色でした。
見えてきた~

貫禄のあるお宿です。

こちら、4階にある大広間を会場で貸していただきました。

窓から見える景色が美しく!

いつもの定番、『ほぐし棒』と『タオル』を使ってのヨガ教室です。

準備完了~

膝が痛い方がいらっしゃった時のためにと、椅子も用意しておいたのですが、結果、どなたさまも大丈夫でした。
不老閣の女将さんも受けてくださると言われていたのだけれど、ちょうどバスが到着する時間で、忙しそうにバタバタと走り回っていらっしゃいました。豊富温泉の女将さんもそうですが、女将さんというお仕事はホントに忙しそう。大変なお仕事なのだと思います。

タオル体操で肩ほぐし~


クラスが終わってから気付いたんです。
『健康道場』という書が飾ってあったのです!まさに運動をするに適した場所だった!!

90分。
今回は、不老閣で働いていらっしゃるスタッフさんが中心になってクラスを受けてくださいました。スタッフさんにお伝えできるコトは、ホントに貴重!難しいコトではないので、ぜひ毎日続けてマスターしていただき、訪れる方にお伝えくだされば、ホントに嬉しいです!
クラスの後。
女将さんに『コーヒー飲んで行ってくださいね』と言っていただき、甘えるコトに。

するとなぜか、『増富温泉すごろく』なるものがあり、これをやるコトに。

なぜか大盛り上がり!!
9歳娘は大喜び^^

最後がなかなか上がれないんですね~ 久々にすごろくしました。
そうそう。
不老閣さん、闘病中の方が多数訪れるからという気遣いから、観るとホッとするようなモノ、ゲンキの出るようなモノが、館内のあちこちに飾ってあったのです。

女将さんの『おもてなしの想い』が、よくよく伝わってきました。

なんか幸せになりそう!!


不老閣さん。ぜひ次回増富温泉に行かせていただいた時には、ぜひ宿泊させていただきたいと思うステキなお宿でした。
健康という財産ほど、貴重なモノはない。貯めておきたいのはお金だけでなく、筋肉だし。貯金ならぬ『貯筋』です^^
もし大きな病気が見つかると、何気ない毎日が一変します。それは本人だけでなく、家族もそう。そして、その方が抱えていた仕事にも、いろいろな影響が出るのだろうと思います。
何気なく暮らしている毎日って、まさに『奇蹟』。
私は、日本古来の伝統である『湯治』という文化を、この現代だからこそ見直し、大切にしてゆくと良いのではと思ってます。それは、日本最北端の温泉郷である『豊富温泉』に出会ったからこそ、改めて分かったコトであり、思うようになったコトであり。
痛みを解消するにも、あたためるコトが何よりです。
日本には、素晴らしい泉質を誇る温泉地が多数ある。
その温泉地が、『健康づくり』にも意識を向け、訪れる観光客や湯治客だけでなく、地元住民の健康づくりの場としても機能し、介護施設や医療機関にかからずとも、『自立』して生活してゆける手助けの場として機能してゆけば良い、と。
温泉と運動は、素晴らしい組み合わせだと思うのです。
そう思うコトから私は、日本最北端の温泉郷である『豊富温泉』にて、運動くらぶを立ち上げ、仲間のインストラクターと共に運動クラスを始めました。
◎豊富温泉運動くらぶ→★★★
そして、素晴らしい泉質を誇り、湯治療養の方が多数訪れていらっしゃる増冨温泉も同じく、運動クラスが定期開催されたらきっとたくさんの方々のチカラになるのではないか、と思いました。
増富温泉に惚れて埼玉県から移住した山田夫婦が、この限界集落でいろいろに頑張っています。

私はそのふたりのチカラにもなれたらと思うし、何かにきっかけ作りとしてお役に立てたら嬉しい、という気持ちでいます。
結局は、何よりこれです。
私、温泉が好き!笑
そして、増富温泉は素晴らしい温泉だと思います。
増富温泉の泉質については、また別途綴るコトにします^^
ありがとうございます。
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