日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(^^)
先月。
山梨県北杜市にある『増富温泉』へ行ってきました。
◎その①→★★★
◎その②→★★★
◎その3→★★★
◎その④→★★★
去年に引き続き、増富温泉へ行ってきたのですが、何よりもそうだそうだと改めて身に染みたのが、こちらでした。

こちら、日帰り入浴施設である『増冨の湯』にあるスペースです。

寝転がっているのは、9歳娘。子どもの彼女だって、小学校という社会生活を送りながら、宿題もけっこうあるし、まあまあ気忙しい毎日のようです。
時にはこうして、気分転換として旅に出て、のんびりとした時間を作ったからこそ、娘ともいろんなハナシが出来ました。
増富温泉は、日本三大ラジウム泉のひとつ。
泉質は、言うまでもなく素晴らしいと思います。
私はアトピー性皮膚炎で、小児の頃からずーっと、です。アトピーって、死なない程度に辛い!真綿で首を締められるような、イヤな感じなんです。痒いって、精神的にかなり辛い。。。
もちろん、痛みだって辛いんですけど、一日中痒いって、ホントに消耗するんですね、心身共に。
私の活動拠点である豊富町にある豊富温泉は、皮膚疾患にとても有名な温泉地で、全国から湯治療養の方が訪れています。私はその湯治療養の方に適度な運動習慣をもっていただけたらと思い、『とよとみ温泉運動くらぶ』という運動サークルをインストラクター仲間と共に担当しています。
◎詳細はこちら→★★★
と言うのも、豊富温泉は皮膚のバリア機能の改善にはものすごく有効ですが、カラダの中からアトピーという疾患を改善するというトコロまでは至らない。と言うのが私の感覚です。
とにかく、背にも腹にも変えられないほどの辛い状態で、夜一睡も出来ないなら、ひとまず来てみてみてはどうか、と思います。同じ痛みを背負う湯治仲間にも出会え、ココロも軽くなるだろうとも思うのです。
しかし、依存するのは良くない。良くないというか、対処療法に過ぎない温泉では本質は解決しないと思うのです。
湯治療養の本来の目的は、カラダをあたためて回復力をあげるコト、なのだろうと思います。やはり『あたためる』というチカラは大きいのではないか、と。
しかし、ここ増富温泉のお湯は、けっして熱くないのです。むしろ、ぬるい、冷たい温度の湯舟すらあります。
しかし、37度のお湯に30分、首までじっくり浸かっていると、神経が休まる。それがラジウムの効果なのでしょうか。
増冨の湯には、様々な慢性疾患に対する入浴方法が細かく書かれている案内があり、受付の方も相当に知識豊富で、相談できる環境があります。郷に入っては郷に従えで、まずはよく知っている方から学ぶというのは、賢い方法なんだろうと思うのです。
これはあくまでも私の感覚ですが、豊富温泉は皮膚自体の改善にとても有効。増富温泉は、時間はかかれども、カラダの内側の機能を調えてゆくのにとても有効な温泉だと感じます。
科学的にどうこうは、私は専門家ではないから分かりません。
ただ自分自身の感覚としては、カラダの内側がとても静かになり、穏やかになる、という感覚。その感覚がとても心地よく、ぜひまた行きたいなという気持ちが湧くのです。関東方面の方なら週末湯治が可能だし、ぜひ一度行かれてみたらどうか、と思います。
こちらは、

増冨の湯の駐車場にある石碑。
ありがとうごした
またこうし
気を付けてけえれし
増富の方言だそうで、高齢者の方はこんな風に話される方もいらっしゃるのだそうですよ。
見た目に分かる疾患ってホントに辛いですが、皮膚は結局、カラダのバランスの結果だと思うし、免疫異常であるアトピー性皮膚炎は、そんなに簡単に良くなるモノでもないと思います。
それでも、ひとつの策として、日本古来の伝統文化である『湯治療養』は良いと私は感じるし、長期戦にて取り組み、湯治療養に頼り過ぎず、日々の食事、適度な運動、考え方、そして生活環境自体をじっくり見直してゆく根気良さが必要なんだろう、と。
継続はチカラなり。
私はどんな状況であれ、ヨガを学びお伝えするコトを続けてきました。それが私のチカラであり信念でもありますが、こうして訪れる温泉地での時間に、とても癒され、ゲンキをもらえるコトを今回実感しました。
豊富温泉はもう私にとって仕事場でもあるので、のんびりという感じではないです。
訪れる皆さまにとって快適な場であったらよいなと思うし、私はひとりの運動インストラクターとして、サポートのひとつになれればと思っています。
ありがとうございます。
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