昨日、おとついと、
雪あかり2014が開催された。
http://www.toyotomi-onsen.com/event.php?itemid=459
豊富温泉にある、太子堂広場にて。
薄暗い銀世界の中に、
ぼんやり広がるあかり。
とても幻想的で、
寒さ厳しいはずなのに、
なぜかほっこりあったまる。
そんな2日間が、
あっという間に過ぎた。
とにかく楽しかった。
たくさんの笑顔に出会った。
やっぱり、イベントはいい。
愛知でも、
いろんなイベントに関わらせていただいていたけれど、
ある意味、
お客さんで行くより作るほうが楽しかったりもする。
その経験により、
お客さんでイベントに行った時、
ここはどんなヒトたちがどんな想いで作ってきたんだろうと、
想像が膨らむようになった。
イベントに限らずだけど、
作り手の想いに触れるのは
とても面白い。
どんなきっかけで生まれ、
どんな風に育てられ、
今日に至るのか。
今ここに在るものが持っているチカラは、
その今を支える、
過去という土台がある。
ヒトもそうだ。
どこで生まれ、育ち、
どんな影響を受けてそこにつながったのか。
1日たりとも欠かせない、
毎日の生活の総決算が、
いま、ここに、居る、
そのヒト。
ここ、
豊富温泉に越して来たのが、
今年のはじめ、元旦。
現在雇っていただいている、
とよとみらい温泉組合の事業が
開始されたのが、1月14日。
『温泉街のご用聴き』が私の主な担当なのもあり、
仕事始めからもずっと、
このイベントの準備に関わらせていただいてきた。
私は、
去年の10月頃に、
ここ豊富温泉で1年間、
お仕事をいただいて暮らしてゆこうと決めた。
その時にたまたま、
年明けの2月には
雪あかりという冬イベントがあるから
実行委員やろうと声をかけていただいて、
仲間に入れていただいた。
その、始まりの始まり。
11月の始め頃だったか、
4名で集まった小さなミーティングから、
雪あかり2014は始まった。
イベントの主旨も内容も
まだよく知らないにも関わらず、
口の強い私は、
あれやこれやと、
好き勝手な提案をしたのを覚えている。
だいぶ経ってから、
今回の統括責任者に、
なんて早口なヒトだ!と思ったと言われた。
これはつくづく、
気をつけなければ。
最近とくに、
指摘してもらえるコトがよくあり、
さらに意識するようにしている。
けど、
出来ているかは分からない(・・;)
早く話したからとて、
たくさん伝わるわけではなく、
むしろ、
伝わるコトが半減するだろう。
実行委員として準備に関わり、
仕事が始まってからもまた、
業務として関わり、
ここ4ヶ月ほどの総決算の2日間。
ここに関わらせていただたおかげで、
たくさんのよき出会いをいただき、
楽しい時間を山ほどいただいた。
まだまだ慣れないこの場所で、
共に楽しめる、
かけがえのない仲間を得るコトが出来た。
何気ない日々は、
何気なく、
あっという間に過ぎてゆく。
そんな中、
目標を持ち、
そこに向かって真剣に取り組み、
何かを生み出そうとするチカラは、
何気ない毎日を、
とても色鮮やかにしてくれると思う。
遊びであれ、
仕事であれ、
やるからには
ベストを尽くして楽しみ尽くしたい。
誰かのためではなく、
まず、自分のために。
その自分のためが、
たまたま、
誰かの何かにお役にたてたら、
ホントにありがたく、
嬉しいと思う。
慣れない雪国での暮らし。
屋根の雪おろしなんかは、
まだまだヒヤヒヤだけれど、
朝、目が覚めるたび、
窓から見える一面の銀世界の美しさに、
ただただ引き込まれる。
そして、
雪は奥深い。
雪像ひとつ作るにも、
雪に含まれた水分により
作り方の都合が変わったり、
ただひと言で雪と言っても、
いろんな状態の雪があるのだと知った。
キラキラ眩しい電飾はたくさん観ていたけれど、
控えめに、
ぼんやりと灯るあかりは、
雪ととても相性がよい。
さっき、
2日間で撮った写真を見せてもらった。
ステキなのが山ほどあった。
データをもらったら、
またアップしたいと思う。
このブログは、
愛知で書いていたものと同様、
私の何気ない日々を綴った日記。
私は書くのが好きだから、
書きたくなった時に、
自由気ままにつらつらと書いている。
誰かに何かを発信するのが
主な目的ではない。
ただ、
愛知にいる私の大切なヒトたちが、
私のコトを思い出してくれた時に、
ふと読んでくれたらいいなあとは思っている。
私も、
ネットは苦手だけれど、
仲間のブログは、
ちょこちょこと読んでいる。
距離にしたら、
果てしないほど離れている
最北端のこの場所。
でも、
情報に距離はなく、
リアルタイムで共有出来るものが、
驚くほど増え続けている。
気忙しいけれど、
そういう意味では、
便利な時代。
だから、
こうして果てしなく離れていても、
寂しさを感じるコトが少なかったりするんだろう。
北海道の北、道北。
宗谷管区。
車で1時間も行けば、
日本最北端の〜と、
あちこちに書いてある。
この場所は、
つくづく素晴らしいと思う。
何もない豊かさがある。
人工物には勝る、
大きな大きな大自然に溢れている。
ぜひ、
たくさんの方に訪れて欲しい。
雪あかりも、
年を重ねるにつれ、
さらにさらに、
素敵さを増していって欲しい。
温泉になくてはならない
冬の風物詩として、
豊かな場がつながって欲しい。
今年で7回目の開催だそう。
夜の銀世界にぼんやり灯ったあかり、
その景色、
私のココロにも、
ずっとずっと灯り続けるだろうと思う。
ありがとうございます。