日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
全国から皮膚疾患の湯治療養にいらっしゃる、豊富温泉。
豊富温泉は、『日本最北端の温泉郷』であり、私は、豊富温泉をご縁に、ここ豊富町へ移住しました。
私自身もアトピー性皮膚炎で苦しんだひとりであり、日々ここにいらっしゃる方の苦労、辛さは、あれこれ聴かなくてもよくよく分かります。
そりゃ痛い。
そりゃ辛い。
そりゃ苦しい。
気にしなきゃいいで済まないほどの状態やからそうなっていて、何かのせいに、誰かのせいにしないとやってけないから、親を責める、自分を責める。
辛く厳しい時、この苦しさは『何かの罰』ではないのか?と、何度も何度も思いました。
結局のトコロ、なんの罰でも罪でもなかったと今は思うのですが、その呪縛から逃れられず、出口を探せど探せど見つからず、八方ふさがりとなり、どれだけ立ち往生したコトか。
今となれば、そんな経験も無駄ではなく、むしろ、『生き抜く強さ』を育てていただいたし、それが糧となり、何気ない毎日はこんなに幸せなモノかと、感謝が募ります。
でも、やっぱり、時が経てば忘れてしまうコトがある。
『喉元過ぎれば』よく言うけれど、まさにそんな感じです。
でも私は、日々豊富温泉で一生懸命出口を探している方々にお会いする機会が多いので、振り返るコトも多いし、共に痛みを味わうコトもあります。
これは、戒めにもなり、さらにがんばろうとする勇気にもなってます。
寝たきりほどに苦しんだ毎日から、なんぼでも這い上がれる可能性があるんだ!と、ぜひお伝えしてゆきたい。
今日、『明日帰ります』という方から、お手紙をいただきました。
よく、長いメールやお手紙をいただきます。
そして、また豊富温泉に来る際には、『ヨガ教室の開催に合わせて行きます』と言ってくださる方も、けっこういらっしゃり。
豊富温泉にて沖ヨガをお伝えさせていただくようになって3年ほど。全国に知り合いが増えている今です。
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豊富に出会えて、心底今までを良かったと思えた。
今は自分を大好きって、よくがんばった!って、心底褒めてあげられる。
と。
これは、私自身も、初めて豊富温泉を訪れた時に、そう思ったコトです。
胸がいっぱいになるし、泣けて来るじゃん!ここ豊富温泉で、どれだけ泣けてきたやろうか。
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分かってても出来ないコトっていっぱいあるし、分かっててもやってしまうコトも、いっぱいあるんです。
そして、それは決して悪いコトではないって、思います。
『今はそんな時期やわ〜』と、そんな自分を認めて、オッケーしてあげられたらいい。
分かってて出来たら、そもそも誰も何も困らへんし、分かっててもやってしまうコトが、楽しかったりもします。
『まあ、いっか』
そう、緩やかに受け止める『ゆとり』を持っていられたら。
先日、相談してくださった方が言われました。
『なんで私はこれだけ頑張っているのに良くならないのでしょうか?これ以上ないほどに食事も気をつけてます。言われた通りに運動もしました。でも、ちっとも良くなりません』
そして、
『私、もっと太りたいんです』と。
1日中あれこれと考え、将来に不安を持ち、休まる時間がないそうです。
いわゆる『神経質』という状態は、ものすごくエネルギーを消費して、痩せてしまうコトがよくある。
これだけ食べたからこれだけ身になる。というモノではなくて、『消化力』こそ『生命力』でもあり。
他のエネルギーを自らのエネルギーに変換するチカラは、食べ物も出来事も一緒。
『なんでこんなコトになったのか?』それを一生考えても、分かりません。
もう一度書いておきます、
分かりません!!!!
考えても分からないのなら、考えるのをやめてみたらいいのではないか。
のんびり深呼吸を意識して、ゆっくり動いて行く雲を眺めてみたら。
しかし、分かってても、それが出来ないのです。そんな時がある。
『藁をもすがる想い』は、強くて重い。
なかなかに、その『頑な』さは、溶けて行かない。
それは、自分自身がそうやったからこそ、よくよく分かるコトです。
『少々痒いくらいでなんだ、働け!』と親に言われ、死ぬ想いで気絶しそうな痒みの中を頑張っていたら、ある日何も出来なくなりました。という方のハナシを聴きました。
知りもしない親御さんをドロップキックしてやりたい!気持ちにもなり、一緒に泣きたくもなり。
しかし、寄り添って共に泣くだけでは、前に進めんのです。
私はやっぱり、ひとつでもいい、ほんの小さなコトでいいから、『今この時に出来るコト』を、共に探したい。
『何もしない練習をして欲しい』という方もいらっしゃる。
思考から外れるのって、『訓練』です。ひたすら感じる練習、味わう練習をしてゆく。
サラサラと葉っぱがこすれて、音がするなー
鳥が鳴いているなー、どんな鳥なんやろう?と想像してみる。
耳を澄まして、今にある『音』に意識を向けてみる。
なんでもいいんです。
超!思考ばかりに翻弄されていた私。その思考は、手強かった。いつも考えてばかり、そして考え過ぎて、結局何も出来ないばかり。
そんなガチガチの私に、『沖ヨガ』が楽に生きるヒントを与えてくれました。それは今も変わらず、私の生きるベースとなり、私を楽に、豊かに生かしてくれています。
もちろん、なんぼ考えてもいいんです。感じるコトとのバランスがとれたら。
私のように、沖ヨガの教えが役に立つ方がいらっしゃるのではないか。そう思って、日々、お伝えさせていただいてます。
ゆきちゃん、ありがとう。また会えても会えなくても、どっちも幸せ。
気軽に、気楽にね。
笑う門には福来る(^-^)v
ブランコでハシャギまくる41歳。痛いかな?いやいや痛くない!歳なんて関係ないさ〜(^ω^)
ありがとうございます。
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