日本のてっぺん・きた北海道を拠点に『沖ヨガインストラクター』として活動しているまなみんです(╹◡╹)
今、とても大きな目的があり、故郷である愛知県に帰っています。
その目的とは、沖ヨガを学べる老舗ヨガスタジオ『東京神田ファミリーヨガ』の指導者養成講座が名古屋で開講されるコトとなり、その養成講座を受けるため。です。
名古屋養成は、今回で5期となります。
私が愛知県で沖ヨガを学び始めたのは、もう20年以上前のコト。その頃には、同世代の仲間はほとんど居ませんでした。いや、ひとりも、かな(^_^;)
先生と言えば、ヨガを何十年も学んでいますという大御所の方ばかりで。
その頃は『ヨガブーム』でもなかったから、ヨガが今ほどオシャレな学びでもなく、とても古典的な、地味な学びだったのだと思います。
お茶やお花を学ぶようにヨガがある。というイメージ。
そんな中、私は25歳の頃に、東京まで半年間新幹線で毎週末通い、ファミリーヨガの指導者養成講座を受講しました。
ちょうどその頃からです。日本に訪れた、空前のヨガブーム!
私が養成講座に通い始めた頃、日本にヨガブームが来るらしいと、東京ではフィットネスの先生方が、ファミリーヨガのような古くからあるヨガスタジオの養成講座に通っていたような記憶です。
しかーし、その頃流行っていたのは、『ハリウッドヨガ』でしたよ〜
沖ヨガは、日本伝統のヨガでありながらも、やはり地味なイメージ(笑)努めて学びたい!という方にお会いする機会は、正直あまりなかったです。
しかし、念願であった師である石井三郎・久恵先生が名古屋で指導者養成講座を開講していただけるコトとなったのが、今から6年前のコト。
今では、共に沖ヨガを学ぶ仲間が増えました。なんて嬉しいコトでしょう!
石井三郎先生
石井久恵先生
そして私は、25歳の頃に受けた指導者養成講座を、41歳の今にまた、受講し直すコトとしました。
どのヨガが良い悪いではないのです。
それぞれに良さがあるし、弱点もあって。良い部分しかないなんて、ない。あるとしたら、それは断片的に見ているだけです。
沖ヨガの強みは、しっかり学べば相当に『内観力』が高まり、『生活全般に変化が起こりやすい』コト。
しかしその反面、地道な鍛錬であり、華がない。
初心者の方はまず、ステキなイメージのヨガスタジオに行き、オシャレなヨガを学びたい方が多いのかな、と思います。
それで良ければ、もちろんそれでいいのです。
オシャレにヨガを学びたい。
痩せたい。
筋肉つけてステキな肉体を手に入れたい。
などなど。
ヒトそれぞれ、ヨガを学ぶ動機は様々です。
自分のニーズと学べるモノがマッチングしていれば、それで良い訳で。
その中で私のように、日常生活も困難なほどに体調が悪く、それを何とかしたいと思って学ぶなら、別名『病気治しのヨガ』とも言われる沖ヨガは、大きな糧となるかもしれません。
私はヨガを学ぶだけでなく、インストラクターとして活動している訳なので、少々はオシャレであったほうが良いのだろうし、自分自身が商品でもあるから、魅力あるヒトであれたら何よりなのですが(^_^;)
しかし、自分の命が教えるように在ればいい。
自分が心地よくしっくりくるようであればいい。
ある時から、オシャレなウエアを着たり、ちょっとカッコ良さげなコトを言ってみたりしてみたりするコトは、やめました。
やめたと言うか、そうしなくても良くなった、という方が良いのかも。
沖ヨガの創始者である沖正弘導師は、昭和50年代に亡くなっており、私はお会いしたコトはありません。
私が長く沖ヨガを学ぶ石井三郎・久恵先生は、その沖正弘導師に直接指導を受けて学んだ方です。
厳密に言えば、沖導師が始めた『沖ヨガ』を、石井先生夫妻が学んで『沖+石井ヨガ』となり、それを学ばせていただいている私。だから私は、『沖+石井+まなみんヨガ』を実践し、お伝えしているというコトになります。
沖ヨガは、何よりここを大切にするのです。
『生命即神』と言い、自分のコトは自分に聴け。問題も答えも自分の内側にある、そこにしかないのだ。と教えています。
その教えを残した沖導師の意思を石井先生ご夫妻が、おふたりなりに受け取り、受け継ぎ、自分たちの実践を通して気付いたコトを織り交ぜて、私たち弟子に教えてくださる。
その中で、『信じるな疑うな確かめよ』と言い、とにかく自分の命で体験・実践してみろ、と言われます。
私は、ここが何より大切!なんだと思っています。
これがあるから、誰かに何かに依存するコトもない。
必要なモノがすでに与えらえている。だって今自分はこうして命が在り生かされているのだから。
結局すべては『自己責任』として、自らの命を生かすコトに意識を向けて行くコトになります。
不慮の事故に合うかもしれない。
志半ばで途切れるモノがあるかもしれない。
そんな運命のようなコトにあれこれ言ってもしゃーない。それを何もないうちから不安に思っても仕方がないので、今この時、一瞬一瞬を生き切らせていただくコトに徹する。
すると、『人事を尽くして天命を待つ』という、最高にくつろげる状態が訪れます。
今日は、指導者養成講座の初日でした。
5期は、9人の方とご一緒に受講しています。大阪や京都から、ぜひ沖ヨガを学んでみたいと言っていらしゃっている方ともお会いするコトが出来、いただくご縁ってホントに大切です。
きっと私は、何度も何度も聴かせていただいたコトばかりです。
しかし、石井先生夫妻も変化をし、私も変化をし続けている。
伝え方も受け取り方も、時が変われば変わるのだと思います。
そして、やっぱり思ったのは、沖ヨガを土台として学び、生き方として実践してゆきたいな。と言うコト。
万人に分かるように伝えてこそ役に立つ教えとなる、と沖ヨガでは学ぶのです。
インドの古いコトバをカッコよく使ったり、初心者がとれもしないようなポーズばかりをとったりして、それが誰の役に立つのか。それが悪いと言っているのではないんです。役に立つのならそれで良い、というコト。
不思議めいたコトをやったり言ったりしないで、聴けば学べばすぐに実践出来るコトをお伝えする。役に立つ教えだからこそ、多くのヒトの役に立つモノだ、と。
『笑いの行法』やら『修正法』やら『強化法』やら、ちまたに溢れる様々なヨガでも実践されているような教えが、沖ヨガの教えには、盛りだくさんで詰まっています。
そして、それは断片的ではなく、バランスを大切に実践してこそだだと教えています。
まだまだ、まだまだ未熟なのですが、いつか、いつか私も、先生方に学んだ素晴らしい叡智を私なりに噛み砕き、命の糧として、それをしっくり次の方へとお伝えできるようになりたいな。
沖ヨガを大切な文化教養として、次世代にもつないで行きたいと、命が言うのです。私の命が。
それが私の役割である、と。
もちろん、沖導師から頼まれた訳でもなく、石井先生にそのようにせよと言われた訳でもない。私の命がそれを求める、それだけです。
ヨガを生き方として行ずる。それを自ら実践し、お伝えしてゆきたいです。
今日学んだポーズは、『前屈』や『開脚前屈』や『コブラのポーズ』や『くつろぎのポーズ』。そして『つりばりのポーズ(三角のポーズ)』や『猫のポーズ』、そして『ねじりのポーズ』。
たくさんの流派の中で実践されている、メジャーなポーズばかりです。
しかしやはり、奥が深い。
丹田に気をこめる。
重心を下げる。
そのために行う『ほぐし動作』、そこから得られる『めぐる』という感覚。
基本ポーズをひとつひとつじっくりと行うので、カラダの変化がよく分かります。
ある意味当たり前ですが、久恵先生のポーズはとても美しい!
コブラのポーズです。
写真か遠いですが、いつ観ても久恵先生のこのポーズは、脊骨のしなやかな動きがよく見えて、『効かせたい場所にきちんと効くようにする』と言うのが、よくよく分かります。
手足が長い訳でないのです(って、先生ごめんなさい)。
私もそうですが、典型的な胴長短足の日本人体型です。
だから、手足の長いインド人のようにはとれないポーズがいくつもある。それを理論的に知るだけでなく、体感覚として得てゆくコト。
ポーズは、そもそもみんな一緒では違和感がある。
自分の命が喜ぶように、気持ちの良い場所を探る。それを、誰かに教えてもらうのではなくて、自分で分かるように実践してゆくコトです。
今日は講義の時間も長くて、それほどたくさん動いていないけれど、しっかり動いたから、朝とは別人と思うほど顔が変化した方がいらして、ビックリ!
背骨が歪めば鼻筋が歪む。
骨盤が歪めば頬骨が歪む。
お尻が垂れれば顎のラインも垂れてゆく。
顔とは、全身の様子がよくよく出てくる場所です。
上からいろいろ塗ったりアレンジしたりする楽しみもあるけれど、内から湧き出てくる美しさもあります。
これもバランスだろうから、その両面を自分の気持ちが良いように磨いてゆけばよいのだと思います。
明日は2日目。
午前10時に始まり、終了するのは夕方5時半。お昼休憩は30分~40分ほど。しかし、あっと言う間なのです。物的な時間軸を超えるじかん。
沖ヨガは、日本人の生活スタイルや質に合わせて生まれた、日本伝統のヨガです。
様々に素晴らしいヨガの流派があり、私自身もいろんなヨガのスタイルを体験しました。どれもこれも素晴らしい部分があり、たくさんの学びの場がある現代に、感謝しかないです。
その中でひとつ、沖ヨガという学びにもぜひ触れてみて欲しいなと思っています。
メインワークでなくとも、『ほぐし動作』を上手く活用するとか、沖ヨガの分かりやすく解説された哲学に触れてみるとか、関わり方・取り入れ方もこれまたヒトそれぞれ。
お伝えする立場である私が何より大切にすべきは、相手の命を尊重し、『適切・適度な教えをアイディアとしてお届けする』コト。
カードはたくさんあるから、皆さんそれぞれお好きなカードをひいてみて。それが良ければ、持って帰って使ってみてね〜、と。
私はそんな場を創るために、たくさんのカードを得てゆきたい。
生涯勉強あるのみ。
いつまでも探求心を持ち、ワクワクと学び深めてゆきたいなと思います。
石井三郎先生、久恵先生、ありがとうございます!
そして、
アシスタントを務めてくれていた恵ちゃん、ありがとです!
この養成講座をメイン担当としてアレンジしてくださっている金江さん、ありがとうございます!
今回、この養成講座を一緒に受けてくれている『ねえさん』と愉快な仲間たち(笑)、ホントにありがとです!
わざわざ子ども3人を連れて講座開始前に会いに来てくれたみゆきちゃん、ありがとう!細く長くでも、ぜひこれからも共に学び合ってゆけたらと思います^ ^
親愛なるファミリーヨガの名古屋のスタッフを務めてくれているみんな。あ、三郎先生も居た(笑)
幸せです!
もー、それはもうなんて幸せっ!
嬉しい*\(^o^)/*
ありがとうございます。
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